PIG/ピッグ 映画のあらすじ・ネタバレ感想・ストーリー

● PIG/ピッグ ニコラス・ケイジの神演技

◆ PIG/ピッグ 予告編 動画

● PIG/ピッグ のあらすじ

ロブはオレゴンの山奥で一人孤独に暮らしています。
彼には忠実な相棒の豚がいます。
この豚は有能なトリュフハンターです。

収穫した貴重なトリュフを駆け出しバイヤーのアミールに売ることで最低限の生活をしていた。
そんなある日、山小屋に押し入ってきた何者かに彼は傷つけられ、愛豚を連れ去られてしまったのです。

なんとしても豚を取り戻すべく彼はアミール経由で犯人の情報を得ます。
だが犯人のもとに辿り着いた時にはすでに豚は他の地域へ運び去られていたのです。

愛豚を取り戻そうとする過程で、山奥の変人トリュフハンターと思われていたロブの驚くべき過去が徐々に明かされていくのです。

● PIG/ピッグ のストーリー

アメリカ合衆国オレゴン州。
髪も髭も伸び放題のロビン・フェルド(ロブ)は森林の奥の小く質素な山小屋で一人暮らしている。
だが彼には愛する豚がいるのだ。その愛豚はトリュフハンターとして極めて優秀なのです。

ロブはトリュフを採取し、それを売って暮らしている。
その日も愛豚を連れて森の奥へと入っていきます。
しばらく歩くと豚がトリュフを見つけたようです。
ロブはスコップで土を掘り大きなトリュフを手に取り上げます。

山小屋へ帰ると簡単な食事の支度をし、豚と一緒に食べる。
そんな隠遁生活を毎日送っているのです。

ある日、若い男がカマロのハードトップに乗ってやってきました。
まだ駆け出しバイヤーのアミールです。
彼はロブの収穫したトリュフを見て凄いと言います。

代金としてロブの必要とする品々を持って来るのです。
アミールは色々話しかけますが、ロブは全く反応しません。
そして黙ったまま小屋に入りドアを閉めてしまいます。

ドアの外でアミールが
「話せてよかった。また来週の木曜日に!」。
と言って帰っていきます。

ロブは古いラジカセにアミールが持ってきた乾電池を入れ、続いて“ロビンへ”と書かれたカセットテープをセットします。
女性の楽しそうな声が聞こえてきました。彼はすぐに止めます。

しばらくじっとしていた彼が小さな声で呟きます。
「俺は平気だよ」。

ある夜、何者かに小屋が襲われロブが倒れている間に愛豚を連れ去られてしまうのです。
翌朝ロブは目覚めた時に愛豚がいないことに気付きます。

すぐにかなりくたびれたトラックを運転し、町に向かいますが森の中でトラックは動かなくなってしまいます。そのあとは歩いて向かいます。

途中で食堂に入り電話を借りてアミールを呼びます。
アミールの車の中で「トリュフが欲しければ、豚がいないと!」と言います。
ロブの愛豚の救い出しが始まるのです。

アミールのつてで犯人と思しき連中を見つけ、その根城に向かいます。
だがもう豚はいないのです。
都会の男に売り払ったらしい。それ以上のことは分からないのです。

途方に暮れるロブ。少ししてポートランドに向かうことにします。
ある程度の目星はついているようです。

ロブが昔、住んでいた地域に行き、悪の知り合いエドガーに会います。
そこで賭けの殴られ役を行いボコボコにされます。
だがそのあとエドガーに飼ってる豚を探していると言います。
するとメモを渡されます。

翌朝ロブはアミールにメモを渡しそこを知っているかと聞きくと人気レストランだと言います。
そこでランチの予約を取ってもらいます。

ここから先は映画で確認してくださいね。

ネタバレは次の章に記しています。

● PIG/ピッグ のネタバレ感想

ロブはアミールと人気レストランに行きシェフに合う。
そして豚を探していると言います。
そこで分かったのは街の顔役であるダリウスが関わっているということです。

そのダリウスはアミールの父親なのです。
ロブはアミールもかかわっていると思い激怒する。
アミールは自分は関わっていない、関係ないんだと言いますがロブはアミールに絶縁を宣言するのです。

その足でダリウスの自宅まで行くのです。
ダリウスが言います。
「この街のレストランの半分は君の世話になっている」。

ロブが言います。
「俺の豚を返して欲しい」。

でもダリウスは2万5千ドルやるから新しい豚を買え、と言い部屋から出ていきます。

ロブがとぼとぼとダリウス邸からから出てくるとカマロの横でアミールが待っています。
ロブはアミールに「豚がいなくてもトリュフは探せる、木を目印に探し出せる」と言います。

アミールは言います。
「じゃあ何故豚にこだわっているの?」

ロブは言います。
「可愛がっていた」。

アミールは深くうなずきます。

ロブは豚を取りもどすために最後の作戦を実行します。
それは昔ダリウスと彼の妻が食事し、二人が大感激した料理を再び作りダリウスに振舞うというものです。

そのレストランはロブがオーナーシェフでダリウスとその妻はそこの常連だったのです。
ダリウスの家で料理を作り彼に振舞います。

ダリウスは完全な味の再現にひどく動揺します。
そしてロブに告白します。
「豚を盗んだジャンキーどもが手荒に扱ったせいで、自分のもとに来た時には何もできず、結局あの豚は死んだ」。

崩れ落ちるロブ。
山小屋に帰る途中ロブはアミールに言います。
「もしあの豚を探しに来なければ、頭の中であの豚はまだ生きていた」。

アミールが言います。
「でももういない」。

車から降り最後にロブが言います。
「また木曜日に」。
そう言って山小屋に歩いて帰っていくのです。

この映画は本当に面白いですよ。

ロブは愛する妻に先立たれ、15年前に自分のレストランから急にいなくなり今の山小屋で隠遁生活を始めたのです。

この映画のニコラス・ケイジはかなり抑えた演技をしていますね。
それにもかかわらず感情の揺れ動きが鮮烈に伝わってきます。


◎ この記事に関連する言葉

アメリカ合衆国 // オレゴン州 // ポートランド // トリュフ // ブタ // カマロ // ラジカセ // カセットテープ // レストラン // シェフ // ニコラス・ケイジ // 料理人 // ヤク中 // ジャンキー //

● 私の評価


4.0 out of 5.0 stars

● 作品情報


✅ タイトル

✔ PIG/ピッグ


✅ 製作年

✔ 2021年


✅ 収録時間

✔ 91分


✅ ジャンル

✔ ドラマ


✅ 制作国

✔ アメリカ


✅ 音声仕様

✔ 英語 / 日本語


□ 監督

マイケル・サルノスキ

● キャスト

ロビン・“ロブ”・フェルド: ニコラス・ケイジ

アミール: アレックス・ウルフ

ダリウス: アダム・アーキン

シャーロット: ニーナ・ベルフォーテ

マック: グレッチェン・コーベット

デレク・フィンウェイ: デヴィッド・ネル

ドナ: ベス・ハーパー

エドガー: ダリウス・ピアース

ローレライ・“ローリー”・フェルド: カサンドラ・ヴァイオレット

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