
● チャーリー・ウィルソンズ・ウォー 実話映画
◆ チャーリー・ウィルソンズ・ウォー 予告編 動画
● チャーリー・ウィルソンズ・ウォー のあらすじ
チャーリー・ウィルソンは酒と女を愛するテキサス州の下院議員です。
そんな彼がある日アフガニスタンへのソ連軍の侵攻をテレビニュースで見るのです。
アフガニスタン難民の悲惨な状態を知り彼は怒りを覚えます。
そしてアフガニスタンの支援を決意するのです。
アフガニスタン支援の国防委員会の義援金が僅か500万ドルと知ることに。
チャーリーはそれを倍額にするように指示するのです。
そんな彼は恋人のテキサスの大富豪ジョアンに勧められて、パキスタンに向かいソ連に対抗するために武器支援が必要と大統領から言われるのです。
彼はソ連の攻撃ヘリ、戦車、戦闘機などを攻撃できるような武器調達の計画を進めるのです。
● チャーリー・ウィルソンズ・ウォー のストーリー
1980年。テキサス州の下院議員チャーリー・ウィルソンは酒と女に溺れるような生活をしていました。
その日もジャグジーで巨乳のストリッパー達と酒を飲みながら楽しんでいます。
その時たまたまテレビニュースでアフガニスタン難民の悲惨な情景を見たのです。
1年前にソ連がアフガニスタンへ侵攻しているのです。
ニュースで現地の民兵が言っています。
「アメリカは眠っている。」
「アフガニスタンが占領されればソ連は易々と湾岸まで手を伸ばす。」
「そうなれば遠くない将来に攻撃を受けるのはアメリカだ。」
「それが何故わからないのだ。」
「自由主義諸国から武器援助さえあれば、この戦いに勝てる。」
チャーリーは義憤に駆られています。
オフィスに戻ったチャーリーはアフガニスタンの反共作戦に国防小委員会の秘密予算から出ている予算が500万ドルであると知ります。
500万ぐらいではヘリの一機も落とせない。
そう思った彼は予算を倍にします。
チャーリーの友人で恋人でもある富豪のジョアン・ヘリング邸でのパーティに招かれた時、彼女からアフガニスタンの人々を助けるよう要請され、パキスタンを訪問しハク大統領に会うように説得されます。
アフガニスタンでは住民がソ連の攻撃ヘリに徹底的に蹂躙されています。
13万人のソ連の侵攻部隊です。それに抗うのは民兵の小銃だけなのです。
まるで歯が立ちません。
パキスタンに行きハク大統領に会った彼は予算を500万ドルから1000万ドルに増額したと言いますが、何の冗談だと言われてしまうのです。
ソ連の侵攻部隊と戦うには少なすぎるということなのです。
別れ際に大統領からペシャワールの難民キャンプをぜひ見て欲しいと言われ、彼は用意されたヘリで秘書と共にそこへ向かいます。
そこはすさまじく悲惨な状況でした。
ソ連軍による住民たちへのむごたらしい暴虐非道の行いを聞かされます。
彼は帰国後CIA内の一匹狼であるガスト・アブラコトスと彼の少人数のアフガニスタン担当グループのメンバーと知り合いになります。
ソ連の攻撃ヘリMi-24(ハインド)を落とすため何が必要か調査を始めます。
ガストはアフガニスタンのムジャヒディーンへの武器供与はアメリカ製はダメだと言います。
ソ連にばれると第三次世界大戦になってしまうからだと言うんですね。
だからソ連の武器を調達し、供与することにします。
ここからチャーリーの巧みな政治的手腕で予算の確保とガスト達のムジャヒディーンへのFIM-92スティンガーなどの武器供与の計画が始まるのです。
ここから先は映画で確認してくださいね。
凄く面白いですよ。
ここから先のネタバレは次の章で確認を!
● チャーリー・ウィルソンズ・ウォー のネタバレ感想
ソ連の侵攻軍を倒すには、AK47、AK74、対戦車ミサイル、カチューシャロケット、ワイヤー地雷、プラスチック地雷、狙撃銃、周波数ホッピング無線、バーストモード電送機などの武器が必要と分かったのです。
チャーリーの尽力で4000万ドルの予算が通り、武器の調達が始まります。
それらがムジャヒディーンに届き戦場で使われ始めます。
ソ連の攻撃ヘリMi-24(ハインド)が落とされ、ジェット戦闘機が撃墜され、戦車や他の重戦闘車両が次々と破壊されていきます。
ソ連のアフガニスタン占領はひどい泥沼に陥ります。
チャーリーはソ連の武器と消耗品についてはイスラエルとエジプトに、武器の輸送・配付についてはパキスタンの支援を求めます。
そしてついにCIAの反共目的の予算は5億ドルに達します。
これにサウジアラビアも同額を出すのです。合わせて10億ドル。
なんと最初は500万ドルだったのを5億ドルまでチャーリーは増額させたのですね。
1989年。ついにソ連はアフガニスタンから撤退します。
これが1991年のソビエト連邦崩壊へとつながります。
ソ連のアフガン侵攻を打ち破ったのが、単なるアメリカのテキサス州選出の下院議員と少数の協力者だったのが驚きですね。
そしてこれは実話なのです。
◎ この記事に関連する言葉
チャールズ・ネスビット・ウィルソン // アフガニスタン // パキスタン // イスラエル // エジプト // テキサス州 // アメリカ合衆国下院 // 戦車 // 攻撃ヘリ // ソビエト連邦 // 塞翁が馬 // サイクロン作戦 // アメリカ同時多発テロ事件 // 対テロ戦争 // イラク戦争 // アルカーイダ // リベラルホーク // ベリーダンス // ムハンマド・ジア=ウル=ハク(パキスタンの大統領) // Mi-24(ハインド) // FIM-92 スティンガー // ムジャヒディーン // 周波数ホッピング無線 // バーストモード // AK47 // AK74 // ミラン対戦車ミサイル // カチューシャロケット // 狙撃銃 //
● 私の評価
4.0 out of 5.0 stars
● 作品情報
✅ タイトル
✔ チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
✅ 製作年
✔ 2007年
✅ 収録時間
✔ 100分
✅ ジャンル
✔ ドラマ
✅ 制作国
✔ アメリカ
✅ 音声仕様
✔ 英語 / 日本語
□ 監督
・ マイク・ニコルズ
● キャスト
チャーリー・ウィルソン: トム・ハンクス
ジョアン・ヘリング: ジュリア・ロバーツ
ガスト・アヴラコトス: フィリップ・シーモア・ホフマン
ボニー・バック: エイミー・アダムス
ドク・ロング: ネッド・ビーティ
ジェイン・リドル: エミリー・ブラント
ハク大統領: オム・プリ
ズヴィ: ケン・ストット
クレイヴリー: ジョン・スラッテリー
ハロルド・ホルト: デニス・オヘア
クリスタル・リー: ジュート・タイラー
ラリー・リドル: ピーター・ジェレティ
秘書: シリ・アップルビー
ポール・ブラウン: ブライアン・マーキンソン
スザンヌ: レイチェル・ニコルズ