誘拐の掟 サスペンス映画のあらすじ・ネタバレ感想・考察

● 誘拐の掟 サスペンス映画

◆ 誘拐の掟 予告編 動画

● 誘拐の掟 のあらすじ

ニューヨーク市警の刑事マットはある理由により今は無免許の私立探偵になっている。
そんな彼のもとに断酒会で知り合ったピーターからの話があった。

弟ケニーを助けて欲しいということです。
ケニーに会い話を聞くと、妻のキャリーが誘拐され身代金を払ったが妻は殺害された。
誘拐犯を見つけて欲しいとのことだ。

 

その依頼を受けることにしたマット。
街で聞き込みをしている彼は路上生活者の少年TJと知り合った。
二人で調査をしているとマリーとレイラという2人の女性の誘拐殺人事件に行きつく。

そしてレイラの遺体の一部が墓地で発見されていたことを突き止めたのです。
マットは頭脳と度胸で連続猟奇殺人者に対峙していきます。
その攻防はどうなっていくのでしょう…

● 誘拐の掟 のネタバレ感想

1991年ニューヨーク市警の刑事マットはアルコール依存症だ。
その日も馴染みのバーに立ち寄り奥の席に着く。
そこは壁で仕切られ入り口からは見通せないのだ。

1杯のコーヒーと2杯のウイスキーが運ばれてくる。
しばらくすると新たに男たちが入店してきた。
彼らと言い争っていたバーテンダーをいきなり射殺しバーから立ち去った。

すぐに彼らを追っていくマット。
犯人達との銃撃戦で2人を射殺し、1人の足を撃ち抜いたのだ。

 

しかしそれが警察をやめる切っ掛けとなるのだ。理由は後程本人の口から語られる。

1999年、マットは無免許の私立探偵になっている。
断酒会で知り合った麻薬中毒のピーターから弟ケニーに会って話を聞いて欲しいと依頼される。

ケニーに会うと、彼は妻のキャリーが誘拐されたというのです。
そして身代金も支払ったがキャリーは殺された、というのです。
ケニーの依頼は誘拐犯を見つけ出して欲しいとのこと。

報酬は前金で2万ドル、成功すればもう2万ドル支払うというんです。
前金の2万ドルは目の前に用意されているのです。
でも話の途中でケニーは麻薬の仲介人だと気付き一旦は断ります。

 

だが翌日、思いつめた表情のケニーがマットの部屋の前で待っているのです。
部屋に通して事件の詳細を聞きます。
最後に犯人から渡されたボイスレコーダーを置いてケニーは部屋を出ていきます。

それはキャリーが殺されていく状況を録音したものだ。
マットは依頼を引き受けます。

街で聞き込みを続けるうちに2人組の男たちが女性をバンに乗せて慌てて走り去るところを複数の人たちが目撃していることが分かった。

 

図書館で類似の誘拐殺人事件の新聞記事を調べているマット。
そこで路上生活少年のTJと知り合います。
2人は話していてなんとなく気が合ったようです。

そしてマリーとレイラという女性2人の誘拐殺人事件に行きつきレイラの遺体の一部が墓地で発見されていたことが分かった。
レイラは最後、3人の男と青いバンに乗るところが目撃されてるのです。

マットは墓地に行き管理人ジョナスから話を聞く。
続いてレイラの婚約者だったルーベンを尋ねる。
話の途中で向かいのアパートからジョナスが出て来るのを目撃する。

 

話を途中で切り上げそのアパートの屋上の小屋を発見する。
扉は鍵が掛かっていたが押し開け中に入っていく。
そこでルーベンとレイラの絡んでいる写真やジョナスの書きかけの小説を見つける。

そこへナイフを持ったジョナスが現れた。
でもマットの迫力に屈した彼はナイフを床に置く。

ジョナスの告白は「麻薬取締局の者だという二人組の男と組んでバンでレイラを誘拐した、自分は運転だけでその後の犯行はその二人がやった、その最中怖くなってバンの運転席から逃げ出した」というんです。

 

そしてジョナスは片方の男の名はレイだと言って、屋上から身を投げ出し命を絶ったのです。

この猟奇的な連続誘拐殺人犯と対峙していくマット。
彼の経験と頭脳、卓越した度胸で犯人に迫っていきます。

この後は映画で確認してくださいね。
凄く面白いです。

● 誘拐の掟 の考察

麻薬中毒のピーターは秘密を持っていました。
それは麻薬取締局の女性捜査官マリーにケニーの情報を売っていたのです。
そのマリーが殺され彼女が持っていたケニーの資料から辿りキャリーが次の標的にされたのです。

一方、街のチンピラから手ひどい暴行を受け病院に入院しているTJ。
マットは伝言を聞きTJを見舞います。
そこで話の成り行きでマットは刑事をやめ警察を去った本当の理由を話します。

1991年のバーでの出来事で男達との銃撃戦の際、マットの撃った弾丸が歩道に居合わせた少女に当たり命を奪っていたのです。

 

マットはバーテンダー殺しの男達2人を射殺し、もう1人の足を撃ち抜いているのです。
結果はマットは警察からほめられ表彰されているんです。
でも自身の意思で警官を辞めたのです。

その後、新たな誘拐事件が起きマットは冷静な読みと判断で被害者を取り返し、犯人たちを追い詰めていきます。
結果最後は犯人を射殺して幕を閉じるのです。

このあたりは怒涛のクライマックスが押し寄せます。
この場面を見るためにここまで見てきた様なものですね。
最高に痛快です。

この映画は面白いです。全力でお勧めします。


◎ この記事に関連する言葉

ニューヨーク // ニューヨーク市警 // 刑事 // 探偵 // 誘拐 // 身代金 // 路上生活者(ホームレス) // 聞き込み // 猟奇殺人(シリアルキラー) // バーテンダー // 銃撃戦 // 警察 // 麻薬中毒(薬物依存症) // 報酬 // 麻薬 // 麻薬取締局 // 特別捜査官 // チンピラ //応急処置 // 地下室 // ダイニング(食堂) // 手錠 //

● 私の評価


4.5 out of 5.0 stars

● 作品情報


✅ タイトル

✔ 誘拐の掟


✅ 製作年

✔ 2014年


✅ 収録時間

✔ 114分


✅ ジャンル

✔ サスペンス


✅ 制作国

✔ アメリカ


✅ 音声仕様

✔ 英語 / 日本語


□ 監督

スコット・フランク

● キャスト

マット・スカダー: リーアム・ニーソン
無免許の私立探偵。元警察官。アルコール依存症の集会に通っている。

ピーター・クリスト: ボイド・ホルブルック
アルコール依存症の集会に通う男。ピーターの弟の妻が誘拐された事件の犯人捜索をマットに持ちかける。元軍人で「砂漠の嵐作戦」に参加した過去を持つ。

ケニー・クリスト: ダン・スティーヴンス
犯人捜索の依頼者。妻を誘拐され殺される。ピーターの弟。麻薬仲介人。

キャリー・クリスト: ラザーヌ・ジャマル
ケニーの妻。誘拐事件の犠牲者。死体はバラバラに切断された状態で車のトランクに入れられていた。

TJ: ブライアン・“アストロ”・ブラッドリー
ホームレスの少年。図書館でマットと知り合う。

マリー・ゴッテスキンド: マリエレ・ヘラー
図書館で類似する事件を調べる中で浮上した女性。切断され空き地で発見される。

レイラ・アルヴァレス: ラウラ・ビルン
図書館での調査中に浮上したもう一人の女性。切断されグリーンウッド墓地とその周辺で発見される。

ジョナス・ローガン: オラフル・ダッリ・オラフソン
グリーンウッド墓地の管理人。

ルーベン・クインターナ: マーク・コンスエロス
レイラの婚約者だった男。

レイ: デヴィッド・ハーバー
二人組誘拐犯の片割れ。

アルバート: アダム・デヴィッド・トンプソン
もう一方の誘拐犯。

リュドミラ・ランドー: ダニエル・ローズ・ラッセル
愛称はルシア。14歳の少女。キャリー事件の次に誘拐される。ルシアの父が麻薬仲介人だったためターゲットになる。

ユーリ・ランドー: セバスチャン・ロッシェ
一人娘ルシアを誘拐される。ケニーに聞いた話と全く同様の手口だったため、マットを頼り娘の救出を依頼する。

ホーウィー: エリック・ネルセン
マットのアパートの管理人。

サラ: ホイットニー・エイブル
アルコール依存症の集いで“アルコールから立ち直る12のステップ”を暗唱する女性。

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