96時間 映画のあらすじ・ネタバレ感想・考察・予告編・キャスト

● 映画 96時間

◆ 96時間 予告編 動画

● 96時間 のあらすじ

ブライアンは元CIA秘密工作員です。彼には離婚した元妻と愛娘キムがいるんです。
CIA秘密工作員をリタイアした理由は娘キムとの関係を修復するためです。

ある日、キムが友達のアマンダとパリに行くので許可証にサインを求めてきました。
キムはまだ17歳で未成年です。海外に行くには、親の承諾が必要なんです。

ブライアンは女の子二人でのパリ旅行を最初は渋るんですが、結局はサインするんです。キムの喜ぶ顔を見たいがために。

 

女子二人がパリに着いたその夜、アマンダのいる部屋とは別の部屋で携帯電話でブライアント話しているキムが目撃したのは、押し入ってきた犯人がアマンダを襲っている場面です。次に自分も襲われるというキム。

ブライアンは一部始終を電話越しに知ることに。こうして二人はさらわれてしまうんです。
犯人はアルバニアの凶悪なマフィアらしい。さらった女子を麻薬漬けにし、その後性奴隷として売りさばくのです。

無事救い出すまでのタイムリミットは96時間。それを過ぎると絶望が待っているんです。永久に見つからないということです。

ブライアンは秘密工作員だったスキルと人脈を駆使して、キムの救出に全力をかけます。凄いリベンジアクションが始まります。

● 96時間 のネタバレ感想

元CIA秘密工作員のブライアンは元妻のレノーアと離婚している。以前の仕事が原因だ。
そんな彼は、レノーアと再婚相手の大金持ちのスチュアートのもとで暮らしている実の愛娘キムがいるんです。そのキムとの関係修復に務めている。

ある日、昔の仲間から持ち込まれた仕事に就きます。それは人気女性歌手シーラのコンサートでのボディガードだ。

 

シーラがステージに出るまぎわに声をかけるチャンスが出来たので、娘が歌手になりたがっている、何かアドバイスを、と言った。
シーラの返事は冷たく”他の夢を見つけるのね”、でした。ブライアンは少しがっかりしています。

その後、コンサートが終わりステージから引き揚げてきたシーラにナイフを手にした暴漢が襲ってきた。
その暴漢を叩きのめしたブライアンはシーラを抱きかかえるようにして車に押し込み一緒に脱出に成功した。

それを恩に感じたシーラはキムにチャンスをくれると言うのだ。
費用は全部シーラが持つということです。

 

翌日レストランで、ブライアンはキムにそのことを言おうとしたのですが、元妻のレノーアも現れたので伝えられません。
そしてもっと重要なことが有りました。キムが女友達のアマンダと二人だけでパリに行くので許可証に実父のブライアンのサインが必要と言ったのです。

彼は10代の女子だけでパリに行くのは危険だと言ってサインを拒んだが、最後にはサインをします。
キムの喜ぶ顔を見るためです。ただし条件を付けます。毎日定時連絡を入れること、です。

その後、パリに着いたキムとアマンダの二人にピーターと名乗るイケメン男が近づき、タクシーを相乗りすることになります。
そのことで二人の住所が知られてしまうのだ。そこはアマンダのいとこのアパートだが、いとこはスペインにいて今は不在のなのだ。

アマンダがリビングでくつろいでいるとき、別室でキムは父に電話している。
ちょうどその時、侵入してきた男達にアマンダが拉致されるところを目撃するんです。

 

キムは父の指示通り寝室のベッドの下に潜みます。でもブライアンは娘が見つかることを予想しています。
そこでキムにベッドの下から引きずり出される約10秒間に出来るだけ誘拐犯の特徴を伝えるように言い含めます。

キムもそれを実行したのです。そしてキムの電話を手にした誘拐犯は無言のままです。
ブライアンは誘拐犯を脅します。娘を放せ、そうしないとどこまでもお前を追いかけて、殺してやる。

誘拐犯はただ一言だけ話します。「がんばれ」、そして電話を切ります。

 

ブライアンの旧友であり、かつての同僚のサムは、キムによる描写と誘拐犯の声から、ロシアンマフィアも近づかないアルバニア・マフィアの人身売買組織のマルコであると推測する。
サムはブライアンにこの情報を伝え、96時間以内にキムを見つけないと永遠に行方不明になるだろうと警告する。96時間がリミットタイムなのだ。

このあと、壮絶なアクション場面が続きます。どうぞ映画で確認してくださいね。
物凄く面白いですよ。絶賛おすすめです。

● 96時間 の考察

ブライアンは元CIA秘密工作員だった時に身に付けた格闘や殺人スキルを出し惜しむことなく、キム救出の為に発揮します。

全米初登場第1位。9週連続TOP10入り。その名に恥じない素晴らしく面白い。

キムがさらわれた時、誘拐犯に電話で言った言葉が凄まじい。

「お前が何者なのかは知らない。何が目的かもわからない。身代金を望んでいるなら、言っておくが、金はない。だが、俺は闇のキャリアで身につけた特殊な能力がある。お前らが恐れる能力だ。娘を返すなら、見逃してやる。だが返さないならお前を捜し、お前を追い詰め、そしてお前を殺す」。

凄まじいまでの娘への愛。それを取りもどすまで96時間。70時間。50時間。刻々と時は流れてゆく。
タイムリミットが刻一刻と迫る中愛娘の連れ去られたあとを追いかけ、そのたびに犯人一味が死んでゆく。リーアム・ニーソンの本領発揮ですね。

 

この映画は本当に面白いですよ。ぜひご覧ください。

2012年にオリヴィエ・メガトンを監督に迎え続編の『96時間/リベンジ』が製作された。
2014年、第3作目『96時間/レクイエム』が製作された。


◎ この記事に関連する言葉

CIA(中央情報局) // 秘密工作員(スパイ) // 許可証 // 未成年者 // 承諾 // 麻薬 // 性奴隷(性的奴隷) // 絶望 // 暴漢 // パリ // カリフォルニア州 // 拉致 // 誘拐 // 人身売買 // 格闘 // 殺人 // 狙撃 // 爆弾 // アルメニア // アルメニアのマフィア //

● 私の評価


4.5 out of 5.0 stars

● 作品情報


✅ タイトル

✔ 96時間


✅ 製作年

✔ 2008年


✅ 収録時間

✔ 93分


✅ ジャンル

✔ サスペンス・アクション


✅ 制作国

✔ フランス・アメリカ


✅ 音声仕様

✔ 英語 / 日本語


□ 監督

ピエール・モレル

● キャスト

ブライアン・ミルズ:リーアム・ニーソン
主人公。CIAの元工作員。格闘、狙撃、爆弾のスペシャリストで、引退した現在もその能力は衰えておらず、昔の仲間がやっている要人の警備などをたまにしながら生活している。昔の仕事柄か几帳面で細かい性格だが、約束や決まり事はあまり守れない。現役時代は仕事と家庭との両立ができず、妻レノーアとは離婚。一人娘のキムとも離れ離れの生活になってしまったが、今でも彼女に深い愛情を注いでいる。そのキムがパリで何者かに誘拐されたことを知り、彼女を取り戻すため奮闘する。

キム:マギー・グレイス
ブライアンの娘。17歳の高校生。両親が離婚した後は、母親のレノーアと再婚相手のスチュアートと共に暮らしている。しかし、ブライアンのことは今でも慕っており、自分の夢が歌手だということも彼にだけは打ち明けている。女友達のアマンダと共にパリへ旅行した際、何者かによって連れ去られてしまう。

レノーア:ファムケ・ヤンセン
ブライアンの元妻。愛称は「レニー」。家庭を顧みなかったブライアンと離婚した後、裕福なスチュワートと再婚し、現在は幸せに生活している。そういった過去の出来事からか、現在もブライアンに対しては冷たい態度をとっており、彼の忠告にも耳を貸そうとしない。

サム:リーランド・オーサー
ブライアンの友人で元同僚。CIAの元工作員。ブライアンとは現在も親しくしており、共にボディーガードの仕事を行うこともある。情報の解析などでブライアンを手助けする。

ケイシー:ジョン・グリース
ブライアンの友人で元同僚。CIAの元工作員。サム同様、ブライアンとは現在も親しくしている。

バーニー:デヴィッド・ウォーショフスキー
ブライアンの友人で元同僚。CIAの元工作員。サム同様、ブライアンとは現在も親しくしている。

シーラ:ホリー・バランス
人気女性歌手。ライブ会場でブライアンに暴漢から命を助けられる。

アマンダ:ケイティ・キャシディ
キムの女友達。キムと比べると奔放な性格。キムと共に何者かに連れ去られる。

スチュアート:ザンダー・バークレー
レノーアの再婚相手。いくつもの会社を経営している大富豪。

ジャン=クロード:オリヴィエ・ラブルダン
フランスの国土監視局の副局長。かつてはフランスの諜報機関で工作員をしており、ブライアンとも顔馴染である。パリで次々と騒動を起こすブライアンを危険視し、彼に監視をつける。

パトリス・サンクレア:ジェラール・ワトキンス
フランスの人身売買組織の一員。

マルコ:アーベン・バジラクタラジ
フランスのアルバニア系犯罪組織のリーダー。トロポヤ県の出身。キムを連れ去った主犯格。

イザベル:カミーユ・ジャピ
ジャン=クロードの妻。

ピーター:ニコラ・ジロー
フランスの人身売買組織の一員。空港でキムとアマンダに声をかけ、二人の情報をアルバニア系犯罪組織に渡した。しかし、逃走中に車に轢かれて死亡。

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