![ボディガード(1992) 予告・あらすじ・ネタバレ・感想・考察](https://movie727.com/wp-content/uploads/2022/05/e14eb6dac8b1be3052bacfd6faf070d0.jpg)
● ボディガード
◆ ボディガード予告編 動画
◎ ホイットニー・ヒューストンの曲
オールウェイズ・ラヴ・ユー (I Will Always Love You)
アイ・ハヴ・ナッシング(I Have Nothing )
アイム・エヴリ・ウーマン(I'm Every Woman)
ラントゥーユー(Run To You)
● ボディガード のあらすじ
男は世界でも屈指のボディーガード。女は歌手で女優のスーパースター。
彼女を魔手から守ることになった男の話です。
フランク・ファーマー(ケヴィン・コスナー)は元シークレットサービスで、
今はボディーガード業を営んでいる。
その彼の元にスーパースターのレイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の護衛を依頼される。
初めは断っていたがレイチェルの邸宅を訪れ、あまりのずさんな警護状態に呆れ、ボディガードを引き受ける。
レイチェルの周辺で不審な事件が起こり、また、殺人を予告する脅迫状が届いているのです。
フランクはずさんなレイチェル邸の警備を一から作り直していきます。
でもそんなフランクをレイチェルは鬱陶しく感じているんです。
ある日彼女はフランクに相談せずライブコンサートを行うのです。
そして最初の事件がここで起きてしまうんです。
舞台に上がってきた男に彼女が突き落とされるのです。
間一髪、駆けつけたフランクに助けられます。
でもレイチェルへの脅迫はだんだんエスカレートしてきます。
フランクはレイチェルを守り切れるんでしょうか。
● ボディガード のネタバレ感想
フランクはボディガードとして、世界でも屈指の実力を持っています。
そんな彼にはつらい過去があるんです。
ロナルド・レーガン合衆国大統領のシークレット・サービスとして警護を担当していたのですが、
フランクの非番の日にレーガン大統領暗殺未遂事件が発生してしまったのです。
彼はその責任を重く感じて、シークレット・サービスを辞職してしまうのです。
それ以降は個人でボディガード業を営んでいます。
ただ彼は、警護すべき対象の人間に彼の私情が入ってしまうような依頼は受けないのです。
そんな彼にある身辺警護の依頼が来るのです。
警護の相手は歌手で女優のスーパースターのレイチェル・マロンなんです。
警護の話を持ってきたのはレイチェルの付き人ビルです。
フランクは初めはビルに依頼を断っているんです。
だがレイチェルの邸宅を訪れてみて、あまりのずさんな警備状態に彼は呆れてしまうんです。
放っておくこともできず、フランクはレイチェルのボディガードを引き受けます。
でもレイチェルは彼を認めようとしないばかりか、忠告を聞きもしないで、邪魔者扱いしているんです。
これでは警護をやっていくのは無理だと判断し、フランクはこの依頼を断ろうとします。
だが、ビルに拝むように懇願されて仕方なく警護依頼を引き受けます。
ここから警備体制を大幅に強化するため、屋敷の改造やスタッフへの教育など、どんどんやっていきます。
でもレイチェルはそんなやり方に不満を募らせていきます。
彼女はフランクには相談せず、スタッフのサイと一緒にライブハウスでのライブを開催してしまうのです。
しかし控室にまで殺人予告の脅迫状が届き、それが初めてではないことを知り、
レイチェルはパニックに陥ります。
でも熱狂的なファンの声援を聞き落ち着きを取り戻します。
しかしライブの最中に興奮したファンの一部が暴徒化し、彼女は舞台上から突き落とされます。
そんな間一髪のところを駆けつけたフランクに救出されます。
無事に帰宅できたレイチェルはフランクに感謝し、少しずつ信頼を置くようになります。
だが、もともとレイチェルのボディガードを務めていたトニーは収まりません。
フランクの家に押し入り彼に襲い掛かります。
でも、あまりの実力差に、軽々と返り討ちにあいます。
完全に戦意を消沈してしまいます。
フランクとレイチェルはともに愛し合っているのですが、
けじめをつけたいフランクとそのことに不信感を持つレイチェル。
そして徐々に脅威を増す殺人の脅迫。
この後は映画で確認してくださいね。
この映画はすごく面白いです。
1992年の映画ですが古臭さは感じません。
● ボディガード の考察
フランクとレイチェルの二人がデートで観た映画は、黒澤明監督作品の『用心棒』でしたね。
三船敏郎が出ている場面が劇中劇のように映し出されます。
これは原作者のローレンス・カスダンが熱烈な黒澤ファンであったため、
黒澤監督へのオマージュとしてワンシーンを映画の中に取り入れたそうです。
もともとこの映画はスティーブ・マックイーンを主人公に想定して、
共演はダイアナ・ロスであったそうです。
その15年後にこの映画はケヴィン・コスナーとホイットニー・ヒューストンとの共演という形で完成するんです。
そしてケビン・コスナーは作中マックイーンを意識していて、
クルーカットの髪形やファッション、身のこなしなどにマックイーンのイメージを出しています。
この映画のテーマは、愛のためにできること、それは命をかけて守ること。
これは1990年代を代表するサスペンス・ラブストーリーですね。
本当に面白いです。全力でおすすめします。
◎ この記事に関連する言葉
ボディーガード // 警護 // シークレット・サービス // ロナルド・レーガン大統領 // ロナルド・レーガン大統領暗殺未遂事件 // 脅迫状 // 警備 // ライブハウス // 暴行// 避難 // チェス // アカデミー賞 // 黒澤明 // 用心棒 // 模倣犯 // スティーブ・マックイーン // ダイアナ・ロス //
● 私の評価
● 作品情報
✅ タイトル
✔ ボディガード
✅ ジャンル
✔ サスペンス
✅ 製作年
✔ 1992年
✅ 制作国
✔ アメリカ
✅ 収録時間
✔ 130分
✅ 音声仕様
✔ 英語 / 日本語
□ 監督
・ミック・ジャクソン
□ キャスト
フランク・ファーマー:ケビン・コスナー
レイチェル・マロン:ホイットニー・ヒューストン
サイ・スペクター:ゲイリー・ケンプ
ビル・デヴァニー:ビル・コッブス
グレッグ・ポートマン:トーマス・アラナ
ハーブ・ファーマー:ラルフ・ウェイト
ニッキー:ミシェル・ラマ・リチャーズ
トニー・シペリ:マイク・スター
授賞式司会者:ロバート・ウール
クライヴ:ナサニエル・パーカー
ヘンリー:クリストファー・バート
フレッチャー・マロン:デヴォーン・ニクソン
スキップ・トーマス:リチャード・シフ