すべてが変わった日 予告・あらすじ・ネタバレ・感想・考察

● すべてが変わった日

◆ すべてが変わった日 予告編 動画

● すべてが変わった日 のあらすじ

1960年代のモンタナ州の牧場。

マーガレットは元保安官の夫ジョージ、息子ジェームズ、その妻ローナ、

生まれて間もない孫のジミーと暮らしている。

 

平凡で穏やかな、でも幸せな日々を送っています。

そんな家族に突然不幸が降りかかってきました。

息子ジェームズが落馬で首の骨を折り急逝してしまったんです。

 

3年後、亡くなった息子の妻ローナはドニー・ウィーボーイという若い男と再婚し、

街でジミーと3人で暮らし始めるのです。

 

ある日マーガレットは街のスーパーの駐車場で、

ドニーが孫のジミーやローナに手を上げるのを目撃します。

頬を叩いているんです。

 

 

そのあとドニーたち3人は連絡もなく、ノースダコタ州のドニーの実家に引っ越しているんです。

 

マーガレットは悩んだ末、ローナと孫のジミーを取りもどすことを決意します。

夫のジョージを説き伏せ2人で息子の嫁と孫を取りもどす旅に出すのです。

 

だが、ドニーの実家・ウィーボーイ家の女家長ブランチはかなり性格も悪くサイコがかっています。

マーガレットとジョージは身の危険を感じます。

二人は義理の娘と孫を取りもどせるのでしょうか。

 

● すべてが変わった日 のネタバレ感想

 

1963年、アメリカのモンタナ州。

そこで牧場を経営している元保安官ジョージ。

 

彼は妻のマーガレット、息子のジェームズ、その妻ローナ、

生まれたばかりの孫ジミーと平穏で幸せな毎日を送っています。

 

ある日、ジェームズは馬の調子を見るためその馬に乗り出かけます。

しかし、しばらくしてその馬が帰ってきました。

でも背中の鞍にはだれも乗っていないのです。

驚いたジョージはその馬に乗り急いでジェームズを探しに行きます。

 

 

しばらく走ると小川のそばでジェームズはいました。

しかし彼は首の骨を折って即死でした。

突然の息子の死にジョージ達は暗い日々を送っていました。

 

それから3年後、義理の娘ローナはドニー・ウィーボーイという若者と再婚しました。

ローナは幼い息子のジミーと再婚した夫のドニーと3人で街で暮らし始めたのです。

 

少し日が過ぎたある日、マーガレットは街のスーパーの駐車場でローナ達3人を見かけます。

3人がお互いにソフトクリームを食べながら歩いています。

微笑みながら車の中でそれを眺めているマーガレット。

 

突然孫のジミーがソフトクリームを落とします。

それを見てドニーがジミーを叩きます。

止めようとしたローナも頬を叩かれます。

 

 

愕然としているマーガレット。

 

彼女は手作りケーキを作り、それを口実にローナ達が住む家を訪ねます。

だがなんと、既に引越ししたあとだったのです。

 

ドニーの実家はノースダコタ州であることが分かりました。

ここでマーガレットはローナとジミーを取りもどす決意を固めます。

それに反対しているジョージもマーガレットの強い意志に引っ張られ、

2人で車に乗って義理の娘と孫の奪還に向かいます。

 

原野を走り抜ける道路を進んでいく2人。

途中で1人だけで暮らすネイティブアメリカンの青年ピーターに出会います。

彼は1頭の馬を連れていました。

その馬をマーガレットは見事に乗りこなします。

 

 

それを見ながら、ピーターはジョージにそっと言います。

元は奥さんの馬だったのかも。

 

ジョージが言います。

妻はどんな馬にも好かれるんだ

 

そのあと簡単な食事をとり、ピーターと語り合います。

マーガレットとジョージにとって穏やかな心に残る時間を過ごします。

 

翌日、得たウィーボーイ家の情報により、一家の親族のビル・ウィーボーイに会います。

ビルの案内で二人はドニーの実家・ウィーボーイ家に向かいます。

 

だがその家を支配しているのは、女家長ブランチ・ウィーボーイでした。

彼女は狂暴で、サイコで何が起こるか分からない狂人のようです。

 

ジョージは面倒を避けるため、この家を出ていこうとマーガレットに言います。

マーガレットは引かないんです。

 

そんなところにドニーとローナが帰ってきました。

ローナの腕にはジミーが抱かれています。

マーガレットは急いでジミーを抱き上げます。

 

 

でもブランチに引きはがされます。

このウィーボーイ家にはブランチとビルの他、ドニーを含めて3人の息子がいるんです。

暴力的で全く話にならないブランチ。

 

ジョージとマーガレットはいったん引き上げます。

 

翌日、ローナが働く洋品店に向かい、そこで昼食休憩時に話し合うことにします。

話し合った結果、ジョージとマーガレットが待つモーテルにジミーを連れてローナが来ることに。

 

 

待ち合わせ時刻は深夜2時です。

しかしその時刻にローナとジミーは来ません。

 

来たのはウィーボーイ家の男たちです。

彼らはジョージを取り押さえ、その手をテーブルの上に押さえつけ、そこへ手斧を振り下ろしました……。

 

この後は映画で確認してくださいね。

ジョージとマーガレットは義理の娘と孫を取りもどせるのでしょうか。

この映画はかなり面白いですよ。

 

● すべてが変わった日 の考察

 

ダイアン・レインとケビン・コスナーのベテランが物語を引っ張っていきます。

初めは西部劇の世界、途中はロードムービー、

それ以降はDV(ドメスティック・バイオレンス)とサイコ。

 

途中で出会ったネイティブアメリカンの青年。

彼との出会いがこの物語が大きく変わっていく分岐点ではないでしょうか。

 

それまでの緩やかな時間の流れから、一気に煮詰まっていく時間の激流。

義理の娘と孫を取りもどす強い思い。

いろんな味わいがある映画ですが、この「義理の娘と孫を救い出し取りもどす」という、

強固な1本の軸があるため、かなり荒れた場面でも、わかり易くのめり込んでいきます。

 

 

映画の始まりで愛する息子を落馬事故で亡くしてしまう。

こんな悲しみが襲ったので、次に来る義理の娘と孫に襲い掛かった暴力から

何がなんでも守り通す、という意志の強さが心地いいですね。

 

それからこの映画の原題は「Let Him Go」です。

これは「彼を手放す」という意味ですね。

この原題を忘れないでくださいね。

映画を最後まで見終わった時にこの示唆するものが理解できます。

 

この映画はかなり面白いですよ。全力でおすすめします。

 


◎ この記事に関連する言葉

 

モンタナ州//牧場//保安官//ノースダコタ州//ネイティブアメリカン//用心棒//DV(ドメスティックバイオレンス)//サイコ//西部劇//ロードムービー//賄賂//家長//手斧//再婚//奪還//親族//

 

● 私の評価

 

4.5

 

 

● 作品情報

 


✅ タイトル

✔ すべてが変わった日

原題:Let Him Go(意味としては「彼を手放す」です)


✅ ジャンル

✔ サスペンス


✅ 製作年

✔ 2020年


✅ 制作国

✔ アメリカ


✅ 収録時間

✔ 114分


✅ 音声仕様

✔ 英語 / 日本語


□ 監督

・トーマス・ベズーチャ


□ キャスト

マーガレット・ブラックリッジ:ダイアン・レイン

ジョージ・ブラックリッジ:ケビン・コスナー

ローナ・ブラックリッジ:ケイリー・カーター

ブランチ・ウィーボーイ:レスリー・マンヴィル

ドニー・ウィーボーイ:ウィル・ブリテン

ビル・ウィーボーイ:ジェフリー・ドノヴァン

ピーター・ドラッグスウルフ:ブーブー・スチュワート

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