ガルヴェストン 面白い映画の考察・あらすじ・ネタバレ感想

● ガルヴェストン

◆ ガルヴェストン 予告編 動画

 

 

● ガルヴェストン のあらすじ

 

故郷を去ってニューオーリンズで殺し屋となっているロイ。
彼は医者から末期の肺がんで余命も少ないと言われる。
本当はそういわれる寸前に医者の元から逃げ出しているんですが…。

 

ロイはマフィアのボスから次の仕事を命じられます。
その仕事をこなすために侵入した家で何者かに待ち伏せされ、
相棒を殺されロイも捕まります。

 

油断を突いて相手に反撃し返り討ちにします。
その際に囚われている若い女性に気づきます。
彼女を開放し、一緒に逃げます。彼女の名前はロッキーです。

 

 

ロイはマフィアのボスのスタンに嵌められたと察します。

 

この場はいったんこの街を出ると決めます。
向かうのは故郷のテキサス州ガルヴェストンです。

 

ロッキーは一緒に連れていってほしいと言い、
自分は19歳で騙されて娼婦をしていたと話します。

 

ロイはスタンへの復讐は忘れているわけではありません。
でもロイは二人での逃避行を決心します。

 

 

家を捨て行く当てもない19歳の娼婦と、
組織から負われる孤独な殺し屋の当てもない逃避行が始まったのです。

 

この二人はどうなっていくのでしょうか…。

 

● ガルヴェストン のネタバレ感想

 

1988年のアメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズ。
ロイは医者に肺の病気を診てもらい、
末期の肺がんで余命も少ないという診断です。

 

かなり動揺しているが、それを隠して
マフィアのボスのスタンの元に出向きます。

 

スタンが次の仕事を命じます。

 

それは弁護士をただ脅すだけという事でした。
だから拳銃は持参するなと言われています。
ロイがかっとなって打ち殺す用心のためだ、というスタンです。

 

 

その夜言われたとおりに相棒と弁護士宅に忍び込んだが、
何者かの待ち伏せに遭い捕まってしまうんです。

 

相棒は撃ち殺されます。一瞬のスキを突いて反撃に出たロイ。

 

相手を殺し逃げようとしたとき、
目の前の部屋で拘束されている若い女を発見します。

 

 

彼女を開放し一緒に連れて逃げます。

 

そのとき現場のソファに置いてあったバッグも掴んで持っていくのです。

 

ロイはスタンが自分を消そうとしたのだと気付くのです。
ロイはこの街から逃げ出し身を潜める決心をします。

 

助け出した女はロッキーと名乗ります。
彼女は騙されて娼婦をしていたと言い、
一緒に連れていって欲しいとロイに頼みます。

 

 

ロイはロッキーにテキサス州のガルヴェストンを目指すと話します。

 

途中でロッキーがテキサス州オレンジ郡へ寄ってほしいと言います。
それはロッキーの実家なのです。

 

その家に着くと彼女は家に向かって入っていきます。
ロイが家の前に止めた車で待っていると3~4歳ぐらいの、
ちっちゃな女の子が出てきます。

 

 

しばらくすると家の中で銃声が聞こえました。

 

ロッキーが走って来て、車に飛び乗りすぐに車を出してっ、と叫びます。
ロイは車を急発進させてそこから逃げ出すのです。

 

家にいたのは父親で自分が壁に一発銃を撃ったと言います。

 

そしてちっちゃな女の子はティファニーで3歳半、
ロッキーの妹だと言います。

 

 

マフィアのボスのスタンから命を狙われているロイは
これ以上の厄介毎はごめんだと言いますが、
ロッキーはティファニーを絶対離さないと激しく言います。

 

ロイは仕方なく二人をこのまま載せて、3人での逃避行を決心します。

 

ガルヴェストンに近い海辺の簡易ホテルに3人でチェックインします。

 

部屋はシングル2部屋、ロイはロッキーから
ティファニーは一度も海を見たことがないと聞かされます。

 

そこでロイは二人を連れて浜に出て一日のんびりと過ごします。

 

 

それはロイにとっても、ロッキーにとっても
人生で一番充実して輝いた一瞬であったように思います。

 

ある日、ロイはのんびり新聞を読んでいます。
その一面にテキサス州オレンジ郡で男性が射殺体で発見され、
娘ラケルとティファニーが行方不明とあります。

 

 

部屋でロッキーを問いただすロイ。
ロッキーは泣きながら言います。

 

義父に無理やり強姦されて生まれたのがティファニーで娘を愛していると。

 

ロイはそれ以上追及することなく、
2人の将来をどうするか思いを巡らしていくのです。

 

 

この先は映画で確認してくださいね。
いい映画で面白いですよ。

 

● ガルヴェストン の考察

 

この映画はマフィアのボスの裏切りで
マフィアから追われる身となった殺し屋ロイと、
家出娘で組織に囚われていた若い娼婦ロッキーとの二人が、
命を懸けた逃避行が描かれています。

 

ロイは末期の肺がんで余命いくばくもないと宣告されている。

 

 

ロッキーは家を出て、働き口を探しているうちに
組織に騙され、娼婦にされている19歳の娘。

 

ルイジアナ州ニューオーリンズで
何故かひょっこり出くわしてしまった二人です。

 

出会った場面は悲惨です。

 

ロイはマフィアのボスに裏切られ相棒が殺され、自分も囚われます。
一瞬の隙を突いて相手を殺し逃げ出そうとしたとき、
目の前の部屋の椅子に縛られた若い女を見つけます。

 

 

その娘を開放し一緒に逃げ出します。
それがロッキーです。

 

この映画の最後にはなんかほっとするような場面が待っています。

 

ネタバレになります。

 

20年後、ロイを訪ねてティファニーが訪れます。

 

綺麗な娘に成長し、グラフィックデザイナーになっていると言います。
婚約中で間もなく結婚すると言います。

 

そんな彼女が突然消えた“姉”のことを知りたい。
彼女は“姉”に捨てられたと思っているんです。

 

20年前に何が有ったのか知りたいと言います。

 

 

ロイはロッキーは決してティファニーを捨てたんじゃない、
そしてロッキーは姉じゃなく、君の母親だったと言います。

 

娘のために我が身を捨てても頑張る女性で
決してティファニーを見捨てなかったと言います。

 

 

この映画はキスシーンやベッドシーンがある訳でもないんです。
ロイとロッキーの友達以上恋人未満の関係を
凄く印象が残る様に作られていると思います。

 

面白い映画ですよ。

 

きっとあなたの心に何か残るものが有ると思います。

おススメです。

 


◎ この映画に関連する言葉

 

アスペルギルス症//ガルベストン (テキサス州)//アメリカ合衆国//テキサス州//オレンジ郡 (テキサス州)//ルイジアナ州//ニューオーリンズ//マフィア//殺し屋//娼婦//故郷//肺癌//拳銃//グラフィックデザイナー//

 

● 私の評価

 

3.5

 

 

● 作品情報

 


✅ タイトル

✔ ガルヴェストン


✅ ジャンル

✔ サスペンスアクション


✅ 製作年

✔ 2018年


✅ 制作国

✔ アメリカ


✅ 収録時間

✔ 94分


✅ 音声仕様

✔ 英語 / 日本語

 


✅ 監督

メラニー・ロラン

 

✅ キャスト

ロイ: ベン・フォスター

ロッキー: エル・ファニング

ティファニー 成人後: リリ・ラインハート

ロレイン: アデペロ・オデュイエ

トレイ: ロバート・アラマヨ

カルメン: マリア・バルベルデ

スタン: ボー・ブリッジス

ナンシー: CK・マクファーランド

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ありがとうございました。
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