THE GUILTY ギルティ サスペンス映画 ネタバレ感想・考察・結末
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● 映画 THE GUILTY ギルティ あらすじ・ネタバレ感想・考察

 

◆ THE GUILTY ギルティ 予告編 動画

 

 

● 映画 THE GUILTY ギルティ のあらすじ

 

アスガーはコペンハーゲンの警察官です。

彼は過去の事件が理由で緊急通報指令室のオペレーターになっています。

 

ここには交通事故の緊急搬送を手配するなど、

電話を通して些細な事件対応をこなす日々を送っています。

 

ある日、彼は1本の通報を受けるのです。

それは今まさに誘拐されているという女性本人からの電話です。

 

 

彼には電話から聞こえてくる音だけを手掛かりに対応するしかない状況です。

車の発車音、怯えきった女性の声、犯人らしき男の声や息遣い。

 

アスガーはこの手掛かりから、女性の名前、住所、

家族構成など探りながらの対応を迫られているのです。

 

果たして音だけを頼りに、この誘拐事件を解決に導けるのでしょうか。

 

 

● 映画 THE GUILTY ギルティ のネタバレ感想

 

この映画は凄く面白いですよ。

電話の声だけで話が進んでいきます。

 

警察官のアスガー・ホルムは緊急通報指令室のオペレーターです。

実は彼は有る事件をきっかけに現場の第一線から外されているんです。

 

彼の毎日は交通事故による緊急搬送の手配や

酔っ払いの通報などの些細な事件に対応することです。

 

今日もドラッグに手を出して苦しんでいるという

若い男からの電話に応対しています。

相手は早く救急車をよこしてくれと言っています。

 

 

居場所や状況の詳しいことを聞いています。

だが男は”もういい”と言って電話を切ってしまいます。

 

次にかかってきた電話は、大人の男で”強盗にあった”と言っています。

 

アスガーが状況をいろいろ聞き出しています。

どうも風俗街で若い女を車に乗せたところ、

その女にナイフで脅され、財布とパソコンを盗まれたようだ。

 

男は買春をしていたようですね。女は娼婦でしょう。

アスガーはほんの少し苦笑いを浮かべパトカーの手配をします。

 

 

そんな日常を送っているんです。

 

彼は水を飲むために席を外し、一息ついて席に戻ってきます。

 

そんなところに1本の電話が入ってきます。

女性の声です。なんか酔っ払いかなという感じの喋り方です。

 

彼の目の前のモニターには電話主の彼女の名が出ています。

イ-ベン・オスターゴード。

 

アスガーはイーベンの喋り方に違和感を感じます。

電話の向こうから男の声が聞こえてきました。

 

 

アスガーはイーベンに聞きます。

彼は電話の相手を誰か知っていますか。

彼女は”いいえ”と答えます。

 

電話の向こうの男の声です。

”おい、いい加減にしろ”

 

イーベンの声。

”いい子ねぇ”

 

アスガーが聞きます。

”お子さん?”

 

イーベンの声

”そうよ”。

 

アスガーは言います。

”僕の質問に「はい」か「いいえ」だけで答えて、いいですね”。

 

イーベンの声。

”ええ、ありがとう”。

 

 

アスガーが聞きます。

”今一緒にいる人はあなたの知り合いですか”

 

イーベンの声。

”うん”

 

電話の向こうの男の声。

”電話をよこせ”

 

アスガーが聞きます。

”もしかして、車に乗ってる?”

 

イーベンの声。

”そうよ”

 

イーベンは泣いています。

 

アスガーが聞きます。

”誘拐された?”

 

イーベンの声。

”ええ”

 

アスガーが言います。

”分かりました、それじゃ、現在位置を確認させてください”

 

 

この様なやり取りを続けながら、

アスガーは場所の特定に掛かります。

 

おおよその事が分かった段階でパトカーの指令室に電話して

誘拐事件発生を連絡します。

 

おおよその場所を伝え、パトカーがその付近にいるか聞くのです。

1台いるとの返事。

 

アスガーは北へ向かわせます。

 

ここでまたイーベンに伝えます。

パトカーが向かっている、パトカーが近づいたら

自分に連絡するように言います。

 

 

ここでまた男の声が聞こえます。

もうよせと言っています。

 

アスガーは言います。

”子供に語り掛けるようにして、寝かしつけるように”

 

イーベンの声。

”もうねんねの時間よ、ベッドに入って”

 

アスガーが言います。

”そのまま続けて”

 

イーベンの声。

”電気は消さなくていいから”

 

ここで男の声が近づいてきました。

”俺に代われ”

 

 

そんなやり取り中に電話が切れます。

 

アスガーは電話から聞こえてくる声だけで、

女性の誘拐事件に挑んでいくことになります。

 

ここから先は映画で確認してください。

 

本当に面白い映画です。

全力でお勧めします。

 

 

● 映画 THE GUILTY ギルティ の考察

 

アスガーは、この映画でメインに映るただ一人の登場人物です。

彼以外の登場人物はすべて電話の声だけで登場します。

 

この様なシチュエーションの映画は初めて見ました。

それだけに集中して観ていないと

映画の中身が分からなくなってしまうかも。

 

とにかく声も含めた”音”が全て、というか主役なんですね。

 

音の聞こえ方や音量のわずかな差を巧みに調節して、

観ている者の想像力をかきたて、情景を浮かび上がらせてくるんです。

 

 

この映画の監督グスタフ・モーラーは長編映画の処女作なんですね。

こんなシンプルな設定で、予測不可能なサスペンス映画を作り上げたんです。

 

徹底した低予算でこんな素晴らしい映画が作れちゃったんですね。

 

 

映画の最後の方で彼がなぜ今の様な職につき、

刑事の職を解かれているのか分かってきます。

 

その最後でほとんど捨てかけていた

人間として、警官としての誇りや使命感を取り戻します。

 

でもこれから先にその代償として失ったものはなにだったんだろう。

 

 

その結果は分からない。

 

特にラスト15分は凄くいいですね。感動物です。

 

アスガーを演じた役者ヤコブ・セーダーグレンの

演技がさえわたっている映画です。

 

デンマーク映画万歳です。

 

 

この記事に関連する言葉

 

ギルティ

 

デンマーク

 

コペンハーゲン

 

オペレーター

 

パトロールカー(パトカー)

 

誘拐

 

救急車

 

強盗

 

風俗街

 

児童買春

 

娼婦

 

フィーチャー映画(長編映画)

 

B級映画

 

 

● 私の評価

 

Movie: 4 out of 5 stars (4 / 5)

 

 

◆ 作品情報

 

□ タイトル

・THE GUILTY ギルティ

 

□ ジャンル

・サスペンス

 

□ 製作年

・2018年

 

□ 制作国

・デンマーク

 

□ 収録時間

・85分

 

□ 音声仕様

・デンマーク語 / 日本語

 

□ 監督

・グスタフ・モーラー

 

□ キャスト

 

アスガー・ホルム:ヤコブ・セーダーグレン

 

イ-ベン・オスターゴード:イェシカ・ディナウエ

 

マイケル・バーグ:ヨハン・オルセン

 

ラシッド:オマール・シャガウィー

 

ボー:ジェイコブ・ウルリク・ローマン

 

タンジェブリックス:ローラ・ブロ

 

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