ローマンという名の男 -信念の行方- 弁護士映画 ネタバレ感想・考察
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● 映画 ローマンという名の男 -信念の行方- 結末は?

 

◆ ローマンという名の男 -信念の行方- 予告編 動画

 

 

● 映画 ローマンという名の男 -信念の行方- のあらすじ

 

人権弁護士のローマン・J・イズラエルは人付き合いは下手だが、

抜群の記憶力の持ち主です。

 

彼はパートナーで弁護士事務所代表のウィリアムと働いている。

ある日ウィリアムが心臓発作で倒れ、緊急入院した。

もう退院できないかもしれない。

 

ローマンたちは慈善事業の様な弁護士活動をしていたので、

もう事務所の閉鎖はやむを得ないのです。

 

 

そんな時ピアスという男が目の前に現れました。

彼も弁護士で大手の法律事務所を経営しています。

 

しばらく悩んだがローマンはピアスの事務所で働くようになります。

 

そしてローマンに悪魔がささやきます。

10万ドルを簡単に手に入れる方法が有り、実行に移します。

 

しかしそれは犯罪であり、弁護士倫理にも違反することなんです。

この後ローマンはどうなっていくのか・・・。

 

 

● 映画 ローマンという名の男 -信念の行方- のネタバレ感想

 

この映画は本当に面白いですよ。

デンゼル・ワシントンはやはり凄い役者ですね。

 

ローマン・J・イズラエルは全く儲からない人権弁護士です。

仲間のウィリアムが経営する弁護士事務所で働いています。

 

ローマンは人とのコミュニケーションが全く下手で、

裁判所に出て裁判を受け持つのはウィリアムがやっていました。

 

ローマンは裏方の仕事で、弁護アドバイザーなんですね。

だがそんなローマンには、とんでもなく得意なことが有るんです。

 

記憶力が凄まじく優れているんです。

それ故にあまりパソコンを使おうとしません。

 

 

いわゆるサヴァン症候群なのです。

記憶すべきものはメモ帳に記述したり、

付箋紙にメモってあちこちに貼っています。

 

ある日、事務所に電話が掛かってきました。

ウィリアムが心臓発作で倒れ、

病院で緊急手術を受けているというんです。

 

でもその日には裁判が入っており、

事務所の主の様な女事務員がローマンに

代役で裁判所に行ってくれるか、というので了承したのです。

 

でも心配そうに女事務員は裁判所で、依頼人に会い、

裁判官に裁判の延期をお願いするだけですよと、言います。

 

 

分かったと言って事務所を出ていくローマンなんです。

しかし裁判が始まってから、裁判の延期をお願いすべきところで、

つい彼の強い正義感から裁判官に反論していくのです。

 

結果裁判官に法廷侮辱罪で5000ドルの罰金を言い渡されてしまうんです。

そんなお金なんか持っていないのに。

 

裁判所を出た後事務所の女事務員に電話で有ったことを報告します。

 

彼女は、延期してとだけと言ったのに。

リンといるんだけどあきれてるわ、と言ってます。

 

翌日、ローマンが事務所に出ていくと、ウィリアムの姪のリンが

ジョージ・ピアスという男を連れてきていました。

 

リンはジョージは弁護士でウィリアムの担当していた案件は

彼に引き継いでもらう、と言います。

 

 

そしてこの事務所は閉鎖すると言います。

この事務所は事務所というよりも慈善事業所だった。

 

何年も赤字が続いてる、私たち家族はこれ以上やっていけないの、

ここを整理して後をジョージにまかせる、と言います。

私たち家族というのはリンや女事務員やローマンのことですね。

 

リンも最後は涙ぐんでいます。

 

後は自分が引き継ぐと言っていたローマンも

もう何も言えなくなっています。

黙って自分の部屋に戻ります。

 

その後リンはジョージに任せて帰っていきます。

残ったジョージはローマンの部屋に行き色々と話をするんですが、

ローマンの驚異的な記憶に心底驚きます。

 

 

またある種の敬意を持ったのかもしれません。

 

ローマンはジョージからの就職の誘いには断っているんです。

でもその後の就職活動は全く報われず、

いつまでも無職のままでいる訳にはいきません。

それこそ仕方なくジョージの事務所で働くことを決心します。

 

実はジョージは4つの事務所を経営する遣りてなんです。

そしてそこでのローマンの初めての仕事は殺人事件なんです。

 

少年二人デレルとカーターがコンビニに押し入り、

店員1人を銃殺してしまったんです。

 

デレルは捕まり、カーターは逃亡中です。

殺された店員はアルメニア人で、その仲間は

カーターに10万ドルの懸賞金をかけているんです。

 

ローマンはデレルに会いに行きます。

 

 

デレルは店員を撃ち殺したのはカーターで自分は撃っていない、と言います。

そして減刑してくれるならカーターの居場所を教えると言ってるんです。

 

デレルはカーターの居場所をローマンに話してしまうんです。

 

ローマンは検察とデレルの件で司法取引を持ち掛けるが、

検察の対応にきつい皮肉を言ったため司法取引は無くなってしまったのです。

 

ある日ローマンはジョージのオフィスに呼ばれ、

そこでデレルが殺されたことを言われたのです。

 

ジョージは激怒しています。

デレルの家族に訴えられると敗訴は確実だと言い、

この件が落ち着くまでしばらく大人しくしていろ、

その後に解雇すると言います。

 

 

ローマンは悪事に手も染めず、拝金主義にもならず、

まじめ一方で生きてきたのに。

 

なぜなんだ、なぜこんな仕打ちを受けるんだ。

そんな思いを強く感じてきています。

 

そして入院中のウィリアムの見舞いに行ったが、

昏睡状態の彼の姿を見て、その時ローマンの中で何かが壊れたのです。

 

ローマンはカーターに掛けられた10万ドルを

手に入れるために動き始めたのです。

そして、まんまと10万ドルのキャッシュを手に入れます。

 

 

しかしこの頃からジョージの方もなぜか変わり始めているんです。

 

ジョージは金を稼ぐための弁護活動をやってきていました。

だがこれからは無償弁護も行っていくというんです。

 

そしてもっと驚くのが、ローマンが何年もの時日を掛けてやってきていた

司法取引制度を正す裁判をジョージが考えていく、というんです。

 

この後、10万ドルを手にしたローマン、

逆に人権弁護に目覚めてきたジョージ、

司法取引制度を正す裁判の行方など、どのように動いていくのでしょう。

 

この後は映画で確認してください。

 

本当に面白い映画です。

全力でお勧めします。

 

 

● 映画 ローマンという名の男 -信念の行方- の考察

 

この映画のローマン役をやることになったデンゼル・ワシントンは、

18Kgもの増量をして撮影に挑んでいるんです。

 

本当に良い演技をしていると思います。

特に場面ごとの一瞬の表情が素晴らしいですね。

 

その時々で微妙な表情の変化。

デンゼル・ワシントンのファンにはたまらないでしょう。

 

またジョージ・ピアス役のコリン・ファレルは凄くカッコいいですね。

 

 

ずーっと拝金主義のまま弁護士活動をしていくのかな、と思っていました。

 

でも、ローマンが何年も掛けてやってきた司法制度の改革案と、

それを熱く語るローマンの影響からか、

ジョージ自身が若いころ持っていた情熱を取り戻してきて、

地域に密着して無償弁護もやっていくと言います。

 

 

司法取引制度を正す裁判を考えてみたい、とも言いだしているんですね。

 

でもね、映画の中でローマン自身が言っていますが、

正義の26年、破滅の3週間。

なんともこの映画の本質そのものに感じました。

 

それこそ悪事千里を走るですかねぇ。

 

 

この記事に関連する言葉

 

サヴァン症候群

 

 

弁護士

 

人権派

 

心臓発作

 

フィランソロピー(「慈善活動」「博愛」「人類愛」)

 

法律事務所

 

悪魔

 

倫理

 

プロボノ(無料法律相談、無料弁護活動)

 

裁判所

 

日本の裁判所

 

法廷侮辱罪

 

司法取引

 

司法制度改革

 

拝金主義

 

昏睡

 

 

● 私の評価

 

Movie: 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

 

 

◆ 作品情報

 

□ タイトル

・ローマンという名の男 -信念の行方-

 

□ ジャンル

・サスペンス

 

□ 製作年

・2017年

 

□ 制作国

・アメリカ

 

□ 収録時間

・122分

 

□ 音声仕様

・英 / 日

 

□ 監督

・ダン・ギルロイ

 

□ キャスト

 

ローマン・J・イズラエル ESQ.:デンゼル・ワシントン

 

ジョージ・ピアス:コリン・ファレル

 

マヤ・オルストン:カルメン・イジョゴ

 

ヴァニータ・ウェルズ:リンダ・グラヴァット

 

リン・ジャクソン:アマンダ・ウォーレン

 

フリッツ・モリナー:ヒューゴ・アームストロング

 

コナー・ノヴィック:サム・ギルロイ

 

ジェシー・サリナス:トニー・プラナ

 

ダーレル・エラービー:デロン・ホートン

 

カーター・ジョンソン:アマリ・チアトム

 

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