ダブル・フェイス モサド映画 ネタバレ感想・考察・あらすじ・評価

● 映画 ダブル・フェイス モサド あらすじ・ネタバレ感想・考察・評価

◆ ダブル・フェイス 予告編 動画

 

 

● 映画 ダブル・フェイス のあらすじ

 

イスラエル諜報特務庁(モサド)の女工作員ナオミに

2年のブランクを破り、ある任務が入る。

 

それはある人物を2週間保護する、と云うものです。

その人物とは武装集団ヒズボラの幹部の元愛人モナです。

 

モナはヒズボラを知りすぎているとして、

ヒズボラから命を狙われているんです。

 

彼女がモサドに助けを求めてきて、

既にベイルートから脱出させた、とのことです。

 

 

さらに変装のためモナは顔を整形し、別顔になっていると言います。

その傷が癒えるまでの2週間がナオミの任務期間です。

 

そしてモナは現在ドイツのモサドの隠れ家にいます。

古いアパートです。その隠れ家でナオミとモナは2週間暮らすわけです。

 

でも、誰も知らないと言われたその部屋に電話が掛かってきたり、

誰かに見はられている様子なのです。

 

そんな中でナオミはモナを守れるのか…。

 

● 映画 ダブル・フェイス のネタバレ感想

 

この映画は思ったほどのアクションシーンは有りません。

 

でもナオミとモサドの他の工作員やモナとの会話から

浮かぶものを推理して、この後どうなっていくのかを、

考えながら観ていると結構楽しめましたよ。面白いです。

 

モサドの女工作員ナオミは同じモサドの工作員の夫の死後、

約2年間のブランクがあります。

 

そんなナオミにモサドの上司がやってきて

そろそろ現場復帰しろ、と言ってある任務を与えました。

 

 

それはレバノンのシーア派イスラム主義の武装組織ヒズボラの

幹部の元愛人モナの警護なのです。

 

モナがイスラエルと通じていることが発覚し、

モサドに助けを求めてきたのです。

 

モサドの工作員達の素早い動きでベイルートからモナを脱出させ、

ドイツのあるアパートの部屋

(そこはモサドの隠れ家で、しばらく使っていない)

にいるとのことです。

 

 

モナは顔を変えるために整形手術をしている、

それが癒えるまでの2週間の護衛です。

 

その間は2人だけで過ごすことになります。

ナオミは隠れ家にやって来ます。

 

アパートの管理人がいて、エレベーターのドアを開けてくれます。

隠れ家の部屋まで行き、それまでいた男性工作員と交代します。

 

ナオミはモナに言います。

規則を言うわね。

私の指示以外で外出しないこと。

何が有っても玄関のドアを開けないこと。

窓からは絶対に離れること。

それだけよ。

 

 

ある日ナオミが買い物から帰ってくると、

部屋は無人です。モナがいないんです。

 

 

あわてて部屋を飛び出して、外の通りを探し回ったが、見つからない。

仕方なしに部屋に戻ると、玄関ドアが少し開いています。

 

そーっと部屋の中に入り奥に行くと、男が一人います。

流しの下でごそごそしているんです。ここの管理人です。

水漏れの状態を見ていたようです。

 

その時隣の部屋からモナがやって来ます。

ナオミが出た後、水漏れに気付き管理人を探しに行っていたようです。

 

運悪くそのタイミングでナオミが帰って来たんですね。

ナオミが慌てて外へ探しに出てる間に、

モナが管理人を連れて部屋へ帰って来たんですね。

 

 

そんなことも有りながらも、少しづつお互いの過去を話していくんです。

二人は徐々に打ち解けていくのです。

 

整形手術跡の傷が痛いというモナの顔に

そーっとクリームを塗ってやるナオミ。

 

ここまで秘密にしていたが、ナオミはどうしても子供が欲しくて

人工授精を試しているんですね。

 

夫は2年前に死んでいます。

そのことをモナに話します。

 

モナはナオミを立ち上がらせ、その前に膝まづくんです。

そっとナオミのお腹に両手を当てます。

 

 

モナ

父親は誰?

 

ナオミ

知らない人、ドナーの749番よ。
髪と目の色は茶色
普通ね。

 

モナ

彼女は子供を欲しがっています。
愛情を注ぎ抱きしめて、世話をし可愛がります。
美しくて、健康な赤ちゃんを授かりますように
アーメン

 

 

そしてモナはそっとナオミのお腹にキスをします。

モナはナオミを見上げて言います。

 

モナ

大丈夫!

 

ここでモナはアーメンと言って、ナオミの神に祈りをささげたのですね。

 

 

モナはイスラムの教徒です。

 

心が通い始めた二人です。でも危機は迫っているのです。

ヒズボラはモナの居場所を特定し始めています。

 

モナはどうなっていくんでしょうか。

その息子の行方は?そしてナオミは?

 

この映画は凄いアクションがある訳ではありません。

でもとっても楽しめました。

 

● 映画 ダブル・フェイス の考察

 

地上最強のイスラエル諜報特務庁(モサド)の女工作員と

テロ組織ヒズボラの戦いです。

 

ヒズボラの元メンバーでモサドへの

情報提供者の女性をモサドが守り切れるか。

そういう映画ではあります。

 

 

でもアクション場面はほとんどないんですよね。

 

死を伴う暴力から一人の女性を守り通すという映画で、

こんなにアクション場面の無い映画も珍しいですね。

 

アクション大好きという方は物足りなさを感じるかもです。

 

モナ役の女優ゴルシフテ・ファラハニは

"世界で最も美しい顔100人"に2014年に6位に選ばれているんです。

 

また彼女はピアニストでもありいくつかの都市でコンサートも開いています。

 

映画の中で顔への包帯は有るものの、

口紅をつけオシャレなサングラスをかけたシーンが有りますが、

すごい魅力的な顔になっていると思います。

 

 

最後のエスカレーターの場面で少しほっとした私です。

おすすめ映画ですよ。

 

 

この記事に関連する言葉

 

イスラエル//レバノン//ベイルート//イスラエル諜報特務庁(モサド)//ヒズボラ//武装勢力の一覧//情報提供者//スパイ//二重スパイ//ミッション//ボディーガード//セキュリティポリス//修道院//エージェント//暗殺//情報提供者(英: informant, インフォーマント)//

 

 

● 私の評価

 

3.5

 


◆ 作品情報

 

□ タイトル

・ダブル・フェイス

 

□ ジャンル

・サスペンス

 

□ 製作年

・2018年

 

□ 制作国

・ドイツ、イスラエル、フランス

 

□ 収録時間

・92分

 

□ 音声仕様

・英 / 日

 

□ 監督

・エラン・リクリス

 

□ キャスト

 

ナオミ:ネタ・リスキン

 

モナ:ゴルシフテ・ファラハニ

 

ハルク・ビルギナー

 

リオル・アシュケナージ

 

マルク・ヴァシュケ

 

アウグスト・ビトゲンシュタイン

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