アクト・オブ・バイオレンス dvd映画 ネタバレ感想・考察・あらすじ

● 映画 アクト・オブ・バイオレンス あらすじ・ネタバレ感想・考察・評価

◆ アクト・オブ・バイオレンス 予告編 動画

 

 

● 映画 アクト・オブ・バイオレンス のあらすじ

 

マクレガー3兄弟の3男ローマンはミアと明日結婚する。

長男デクラン、次男ブランドンと妻ジェスは皆で祝福している。

 

ミアは女仲間とパーティに行きローマンはデクランと飲みに出る。

そんな時にミアが誘拐されてしまうんです。

 

3兄弟はミアの携帯電話のGPSで居場所を突き止める。

ミア救出のためその建物に入って行き2人の少女は見つけますが、

ミアはいなかったんです。

 

 

この誘拐には巨大人身売買組織が関わっていると

デクランたちは分かってきます。

 

武器を手にミア救出作戦を計画、実行することにします。

 

また、警察のベテラン刑事のエイヴリーは

永年この組織を追ってきています。

 

エイヴリーはマクレガー兄弟の計画を影から支えます。

どんな結果が待っているのか。

 

 

● 映画 アクト・オブ・バイオレンス のネタバレ感想

 

最初に登場人物の簡単な紹介をしておきます。

 

* デクラン・マクレガー

マクレガー家の長男。アフガニスタン退役軍人としてPTSDで苦しんでいる。ミアが何者かに誘拐され時、その救出作戦の中心になる。

 

* ブランドン・マクレガー

マクレガー家の次男。デクランと同じくアフガン退役軍人だがPTSDではない。ミアが誘拐されて救出作戦を実行する。

 

* ローマン・マクレガー

マクレガー家の三男。救急救命士。ミアと結婚を控えている。ミアが誘拐された時、兄弟三人で救出作戦を実行する。

 

* ミア

ローマンの婚約者。マクレガー家とは幼い頃から一緒に育ち、ローマンと結婚する事になる。女友達とバチェロレッテ・パーティを楽しんでいたが、ヴィンス達のちょっかい出しをきつく拒絶する。根に持ったヴィンス達に誘拐されてしまう。

 

* ジェス

ブランドンの妻。夫婦仲は凄く良い。ローマンとミアとも特別仲が良い。ブランドン達3人がミア救出に向かった後一人自宅に残る。

 

* ジェームズ・エイヴリー

ベテラン刑事。巨大人身売買組織を長年追っているが、結果を出せず疲れ切っている。最近も組織のアジトを急襲捜索するが、逃げられた後で、しかも誘拐されていた少女が薬漬けで死んでいた。ミアが誘拐された時、マクレガー兄弟を影からアシストする。

 

* ベイカー

女性刑事。エイヴリーの忠実な部下。彼と共に巨大人身売買組織を追っている。エイブリーと同様にマクレガー兄弟をサポートする。

 

* ヴィンス

マックスの巨大人身売買組織の幹部。商品の仕入れとクスリの投与を任されている。ミアにちょっかいを出すが邪険な対応に腹を立て、彼女を誘拐する。

 

* マックス・リヴィントン

巨大人身売買組織のボス。多くの部下を持ち、若い娘を誘拐してクスリ漬けにし逆らえない状態にして売る。

 

結構面白い映画ですよ。

ライフルや銃の激しい銃撃戦がたくさんあります。

 

マクレガー兄弟の長男デクランはアフガニスタン帰還兵で退役軍人です。

帰還して以降はPTSDで苦しめられています。

根暗で楽しく会話ができないのです。

 

 

次男のブランドンもアフガニスタン帰還兵で

退役軍人ですが、PTSDではないのです。

 

妻ジェスと凄く仲が良いんです。

 

3男のローマンは兵役の経験は有りません。

救急車に乗り救命救急士として、活躍しています。

 

そのローマンは幼馴染のミアと明日結婚します。

兄弟3人とジェス、ミアの5人が仲良く話し騒いでいます。

 

丁度そのころ巨大人身売買組織を追っているベテラン刑事の

エイヴリーと部下のベイカーが組織のアジト近くで合流していた。

 

エイヴリーは近くにいた警官2名をベイカーに引き合わせます。

ベイカーがアジト突入に関して経験は有るの?と聞きます。

エイヴリーがすまし顔でファルージャで戦った海兵隊だと言います。

 

 

ベイカーはそれは頼もしいと答えています。

警官は5時間違反切符を切ってるよりはいい、と答えます。

 

そして4人でアジトへ突入します。

銃撃戦を行いながら屋内を制圧していきます。

 

誘拐されていた少女たちが数人います。

 

残った犯人一人が屋上へ逃げていきます。

それをエイヴリーが追い、屋上で格闘になります。

 

エイヴリーが犯人を投げると屋上から外へ落ち、

かろうじて両手で縁に手を掛けてぶら下がっています。

 

何もしないで黙ってそれを見つめているエイヴリーです。

やがて犯人は手が離れて落ちていきます。

 

エイヴリーは一言お休みと言います。

 

屋内に戻ったエイヴリーは誘拐されていた

18歳の少女一人が死んでいる所に行きます。

 

 

ベイカーがその少女の母親に私が連絡しましょうか、といいます。

エイヴリーは、いや、自分が連絡すると言っています。

 

警察署へ戻ったエイヴリーは少女の両親に電話をかけています。

辛い辛い本当につらい仕事です。

 

エイヴリーは永年巨大人身売買組織のボスのマックスを追っているんです。

マックスがこの犯罪の全ての元締めだと分かっているのですが、

逮捕後有罪に持っていけるだけの証拠が掴めないんです。

 

一方マクレガー家はどうなっているんでしょうか。

 

ミアは女友達とバチェラー・パーティーに出かけています。

ローマンはブランドンに無理やり連れられてストリップクラブにいます。

 

ミアが女友達と話している所に

マックスの手下がやってきてナンパを始めます。

ミアは手厳しく追っ払います。

 

 

頭にきた手下どもはミアが店の外で

携帯電話をかけている所を襲い車の中へ拉致してしまいます。

 

そして大人しくさせるため車中で注射を打ちます。

 

ローマンの方はミアからの電話が有ったことにやっと気づきます。

ローマンの方から電話しても応答なしです。

 

異変を感じたローマンはデクランを呼びます。

その間もミアの携帯電話のGPSで居場所の確認をしています。

 

デクランとローマンはある家にやって来ました。

デクランは状況の悪化を感じて警察に通報します。

 

その時建物から2人の男が女性を一人連れだしているのを目撃します。

その男達を倒し女性を確認しますがミアではありません。

 

 

屋内に入って行き、他に女性が2人監禁されているのを見つけます。

そこへ警察がやって来ます。

 

デクランは警察へ連行されて、そこでエイヴリー刑事に出会います。

エイヴリーは警察ががFBI(連邦捜査局)とDEA(麻薬取締局)と

連携を取って捜査を進めるというんです。

 

でもデクラン、ブランドン、ローマンは警察任せにせず、

自分たちでミアを取り戻そうと決心します。

 

 

ここからマクレガー兄弟3人とマックス率いる

巨大人身売買組織との戦いが始まります。

 

この続きは映画で確認してください。

面白いですよ。

 

 

● 映画 アクト・オブ・バイオレンス の考察

 

アフガニスタンに従軍したあと、

退役軍人となったデクランはPTSDで苦しんでいます。

 

この苦しさは誰にもわかってもらえないのです。

 

カウンセラーに会い求められるまま書いた一文が有ります。

 

 

彼の心の叫びをそのまま文字にしたのでしょうか。

 

何が有る?心が空っぽの兵士に

戦いの獣が爪を剥き出しにしても

魂は永久に眠ったまま

生き残った代償に、ただ老いるだけ

任務を失った男は、どこへ行けばいいのだ

戦いの音がやむとき、かっての勇者は皆、

地に沈むと言うのか

戦士の次なる敵は疲弊だ

疲れ果てた戦士の行く末は

新たな戦いに挑むか死ぬかだ

 

 

 

従軍した兵士が無事に帰還しても、その何パーセントかは、

このPTSDに掛かるんですよね。

 

国のために戦った兵士が国へ帰還してから正常な生活が

出来ないほどの病気にかかってしまうなんて。酷いことですね。

 

早く完全なる治療法が確立されることを願いますね。

まだまだ人類は戦いの無い世界を構築できそうもありませんから。

 

また犯人のアジトに警察が突入した時、

死体で見つかった18歳の少女の検視結果です。

 

カルフェンタニルという、

モルヒネの10,000倍の効果を持つ薬物漬けになっていたらしいです。

 

この薬物はこの3週間にめったやたらに出回っているらしい。

 

また右手に埋め込まれていた小さなプラスティック片は

超小型のGPSだったのです。

 

 

誘拐された女性がどこへ逃げてもその行方がすぐに分かってしまうんですね。

 

この映画はデクラン役のコール・ハウザーが主役ですが、

わき役のブルース・ウィリスが最後の一番おいしい場面で

一番効果的な役割を果たしちゃうんですね。

 

面白い映画でしたよ。

 

 

この記事に関連する言葉

PTSD(心的外傷後ストレス障害) // 退役軍人 // オハイオ州 // シンシナティ // ファルージャ // 売春 // 人身売買 // 麻薬カルテル // カルフェンタニル // 鎮静薬 // モルヒネ // GPS(グローバル・ポジショニング・システム) // FBI(連邦捜査局) // DEA(麻薬取締局) // 検視 // 娼婦(売春婦) // バチェラー・パーティー // 救急救命士 // アメリカ合衆国 // 誘拐 // 奪還 // 刑事 // 惨殺 // 闇組織 // 復讐 // 警察官 // 警察 //

 

● 私の評価

 

3.5

 

◆ 作品情報

 

□ タイトル

・アクト・オブ・バイオレンス

 

□ ジャンル

・サスペンス・アクション

 

□ 製作年

・2017年

 

□ 制作国

・アメリカ

 

□ 収録時間

・92分

 

□ 音声仕様

・英 / 日

 

□ 監督

・ブレット・ドノフー

 

□ キャスト

 

エイヴリー:ブルース・ウィリス

 

デクラン:コール・ハウザー

 

ブランドン:ショーン・アシュモア

 

ローマン:アシュトン・ホームズ

 

ミア:メリッサ・ボローナ

 

ジェス:ティファニー・ブラウワー

 

ベイカー:ソフィア・ブッシュ

 

マックス:マイク・エップス

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