
● 映画 アンロック 陰謀のコードのあらすじ・ネタバレ感想・考察・評価
◆ アンロック 陰謀のコード 予告編 動画
● 映画 アンロック 陰謀のコード のあらすじ
アリスはCIA取調官で尋問のスペシャリストだった。
だが以前、ある受刑者の尋問に手間取り、
その間に起きてしまった爆破テロによって
多数の犠牲者が出てしまったんです。
その映像を見るたびに傷ついた心が叫び声を上げます。
そんなアリスは第一線を退き
ケースワーカーとしてロンドンで働いています。
しかし世界はアリスを放っていてくれません。
バイオテロの容疑者を尋問するためにCIAに呼び戻されるんです。
アリスはかっての尋問の技術を駆使してその容疑者を
完落ち(アンロック)に追い込みます。
まさしくその時、アリスのスマホに電話がかかって来るんです。
それはCIAの同僚からでした。
そのことから今自分は偽捜査官たちに
罠に嵌められていることに気付きます。
その場を間一髪で脱出できたアリス。
だがCIA内部に裏切り者がいると確信するのです。
アリスはCIA内部の裏切り者を見つけられるのか。
バイオテロを阻止できるのか・・・。
● 映画 アンロック 陰謀のコード のネタバレ感想
この映画は本当に面白いです。
激しくお勧めします。ただしっかりと見て、居眠りしないように。
途中で観ていない部分があるとストーリーが分かりにくくなるかもです。
CIA取調官のアリス・ラシーンはロンドンで
ケースワーカーとして静かに暮らしています。
アリスは元尋問のスペシャリストだったんです。
ある時、尋問対象者を完落ち(アンロック)させられず、
発生した爆破テロでたくさんの犠牲者が出てしまったのです。
心が深く傷ついたアリスは第一線から遠ざかっているんです。
でもアリスの尋問技術を高く見ているCIAが
彼女を元の第一線に呼び戻したのです。
それはロンドンをターゲットにしたバイオテロの
実行犯に繋がる容疑者への尋問でした。
その容疑者からテロ実行犯への連絡に必要な
コードを聞き出すことなんです。
その中東系の男の容疑者を尋問し、完落ち(アンロック)させます。
そんな時にアリスのスマホに電話が入ってきました。
スマホ画面には電話相手はママと表示されています。
ちょっとプライベートの電話だと言って取調室を出て
人目のないところで電話を受けます。
それはかつてのCIAの同僚からでした。
内容はアリスを驚愕させます。
なんと現状と全く同じこと、つまりバイオテロの容疑者の
尋問をして欲しいというものだったのです。
一瞬でアリスは悟ります。
今やっているのは罠だと。
さりげなく取調室に戻ったアリスは、尋問相手の容疑者に
メモでここから脱出すると伝えます。
偽CIA捜査官と銃撃戦の末、間一髪でアリスは脱出成功しましたが、
容疑者は途中で撃たれて死んでしまいます。
アリスはCIA内部に裏切り者がいると確信したのです。
だがCIA、MI5から追われるアリス。
こうなると自分自身で身を守り、潔白を証明して行くしかないのです。
ここからアリスの孤高の戦いが始まるのです。
彼女が直属の上司ラッシュの自宅へ逃げ込むのですが、
そこも襲われてしまうんです。
ラッシュは銃弾に倒れますが、苦しい息の下
アリスにあるマンションの住所を知らせます。
彼女はそのマンションにそっと忍び込みます。
だが、部屋には先に侵入している者がいました。
テレビを持って出ようとしている泥棒です。
アリスは彼を縛り上げます。
彼はジャックと名乗っています。
そのあと別室の椅子に座ってやっと
上司のラッシュの死を実感し悲しみが襲ってくるのです。
すぐに気を取り直したアリスはそのマンションの配電盤室の
扉のカギを手際よく解錠し、中に忍び込みます。
電話回線に細工し、部屋に戻ります。
その部屋の電話から本部へ連絡します。
すると向かいの棟の部屋にロンドン警視庁の特殊部隊が突入してきました。
それを窓越しに確認したアリスは今や自分は
最重要容疑者となっていると知ることになります。
そんなことを先ほどの泥棒のジャックが
近くに有った電話から盗聴して知っているんです。
彼はアリスの力になると申し出ます。
彼は元海兵隊員でイラクに行っていたと言います。
アリスはジャックを相棒にします。
その後アリスは信頼しているMI5の捜査官ノウルズに相談して、
ある作戦をたて実行に移していきます。
このあと、アメリカ、イギリス両政府の捜査機関に追われながら、
ロンドンを狙った大規模バイオテロを止めることが出来るのか。
CIAの裏切り者は誰なのか。
本当に最後まで誰が敵で、誰が味方なのか、
ハラハラしながら観ていましたよ。
この続きは映画で確認してください。
本当に面白いです。
多分、続編有りだと思います。
● 映画 アンロック 陰謀のコード の考察
ジェイソン・ボーンの女性版、と言われているようです。
アリス役の女優ノオミ・ラパスが武術のムエタイ、カンフー、柔道を
身につけてなんと吹き替え無しにアクションシーンをこなします。
細い体の彼女が大きな男相手に蹴ったり、殴ったり、投げたりと
見どころ一杯。敵、味方が二転三転して、ハラハラドキドキ物ですよ。
スリリングななぞ解きが楽しめます。
またこのアリスというCIA取調官は
いかつい男たちを相手に戦っているんですが、
協力者の家族への思いやり、無垢な他人への優しさなど
決して無くしていないんです。
自分の味方になってくれた人が、傷ついたり、死んでしまったりする、
一つ一つの場面で見せる表情や仕草が、
見てるこちらの心にノックしてきます。
彼女の人間的な魅力を感じさせる場面がちょこちょこあります。
それを感じながら観るのも面白いですね。
この映画は本当に面白いです。
全力でお勧めします。
この記事に関連する言葉
バイオテロ // テロリズム / テロ事件の一覧 // 生物兵器 // 中央情報局(CIA) // 保安局 (イギリス)(MI5) // 秘密情報部(MI6) // ムエタイ // 功夫(カンフー) // 柔道 // ケースワーカー // 尋問(Interrogation) // 著作権 // 容疑者 // ロンドン // バイオテロ // 容疑者// 海兵隊(アメリカ海兵隊) // 摘発 // サスペンス // アクション // スペシャリスト // 受刑者 // テロ犠牲者 // 逮捕 // 裏切り // 陰謀 // 刺客 // 濡れ衣 // ジェイソン・ボーン (映画) // エージェント // 欧州(ヨーロッパ) // トラウマ(心的外傷) // 格闘 // 射撃 // 追跡 // スタントマン // アメリカ同時多発テロ事件 // ホワイトハウス //
● 私の評価
◆ 作品情報
□ タイトル
・アンロック 陰謀のコード
□ ジャンル
・サスペンス・アクション
□ 製作年
・2017年
□ 制作国
・イギリス
□ 収録時間
・98分
□ 音声仕様
・英 / 日
□ 監督
・マイケル・アプテッド
□ キャスト
アリス・ラシーン:ノオミ・ラパス
ジャック・オルコット:オーランド・ブルーム
エミリー・ノウルズ:トニ・コレット
ボブ・ハンター:ジョン・マルコヴィッチ
エリック・ラッシュ:マイケル・ダグラス