ガール・オン・ザ・トレイン 映画のネタバレ感想・考察・あらすじ

● 映画 ガール・オン・ザ・トレイン あらすじ・ネタバレ感想・考察

◆ ガール・オン・ザ・トレイン 予告編 動画

 

 

● 映画 ガール・オン・ザ・トレイン のあらすじ

 

アルコール依存症のレイチェル。

夫トムとは離婚している。

 

そんなレイチェルは通勤電車の窓から、

自分がトムと暮らしていた家を見てしまう。

今はトムは別の女性とその家に住んでいる。

 

その2軒隣の家に住む夫婦が仲睦まじく、

レイチェルには理想の夫婦として見ています。

 

 

そんなある日、いつものように通勤電車の窓から

眺めているレイチェルは衝撃を受ける。

 

あの理想の夫婦として見ていた妻の方が

別の男とバルコニーでキスをしていたのです。

不倫現場を目撃してしまったのです。

 

翌日、電車を降りて詳しいことを確かめるべく

彼らの家に向かうのだが、途中で意識が無くなり、

気付けば自分の部屋で血だらけになって倒れていたんです。

 

そして間もなく理想の妻として見ていた女性が腐乱死体で発見される。

周囲や警察から疑いを向けられるレイチェル。

 

 

彼女なりに動いていくが、

いろんな秘密が浮かび上がってくる・・。

 

● 映画 ガール・オン・ザ・トレイン のネタバレ感想

 

この映画、ほんと面白かったです。

サスペンスは面白いと断言できる映画ですね。

 

アル中が原因で2年前に会社を首になっているレイチェル。

彼女は酔うと酒癖も悪いんですね。

自分でも認識しているんですが、治らないのです。

 

そんな彼女の楽しみは毎日通勤電車の窓から見る景色です。

それも離婚した夫と以前住んでいた家の2軒隣の夫婦なんです。

 

いつも夫婦仲が良く、レイチェルは理想の夫婦として見ているんです。

彼らを見ながらスケッチを描き、自分の思いを膨らませています。

 

 

なお離婚前に暮らしていた家は今は、

離婚した夫トムと現在の妻アナが赤ちゃんと3人暮らしです。

 

理想の夫婦の夫はスコット、妻はメガンです。

 

ここで物語の理解を深めるために

各登場人物の概要を載せておきます。

 

レイチェル

この映画の主人公。アルコール依存症。酒癖が悪い。
そのせいで2年前に会社を首になっている。その当時の夫トムとは離婚。
現在女友達の家に転がり込んでいる。毎日通勤電車に乗っている。
その窓から見える昔トムと住んでいた家の
2軒隣の家の夫婦を理想の夫婦と思っている。

 

メガン

レイチェルが電車の窓から毎日見ている理想の夫婦の妻の方。
夫はスコット。アナとトムの赤ちゃんのベビーシッターをしている。
過去には相当悪いことやいろいろやっている、娼婦もやっていた。
精神科医カマルにカウンセリングを受けています。
ある日、突然失踪し、後に死体で発見される。

 

アナ

レイチェルの元夫トムの現在の妻。赤ちゃん1人と3人家族。
赤ちゃんをメガンにベビーシッターとして見てもらっていたが、
ある日突然やめられてしまった。
無言電話がよくかかって来るが、レイチェルの仕業と思っている。

 

トム

アナの夫。レイチェルの元夫。
以前レイチェルと住んでた家にアナと赤ちゃんの3人で住んでいる。
レイチェルとの間に子供が欲しかったが出来なかった。
メガンとスコットの家の2軒隣。

 

スコット

メガンの夫。メガンと2人暮らし。トムとアナの家の2軒隣。

 

 

カマル

精神科医。メガンのカウンセリングを担当している。
後程レイチェルのカウンセリングも行う。

 

今日もレイチェルは通勤電車の窓からいつもの景色を見ているんです。

だがいつもと違い衝撃が彼女を襲ったのです。

 

あの理想の夫婦の妻の方(メガン)が

夫スコットと違う男とバルコニーでキスをしているんです。

 

 

浮気現場を偶然にも目撃してしまったのです。

 

レイチェルはメガンを赦せず憂さ晴らしに酒を飲んでしまう。

彼女はメガンに文句を言いに行く事にしたのです。

 

メガンの家に向かって歩いていると

途中のトンネルのそばでランニング中のメガンに出会う。

レイチェルはメガンに向かって「あばずれ」とののしります。

 

でも彼女の記憶はそこまでです。

朝気が付くと血だらけで頭もケガをしているようです。

 

 

でも何があったのか全然思い出せません。

 

その日のニュースでメガンが失踪したことを知ります。

 

そのあと警察から事情を聴かれる羽目になります。

それは現場近くにレイチェルが目撃されているから。

 

いつもは18時頃に帰宅するレイチェルがメガンが失踪した日に

なぜ23時になったのか警察は聞くんですね。

 

レイチェルは納得のいく返答を言えないんです。

記憶が無いんですから。

 

 

さあこの後はどうなっていくのか、

いよいよ面白くなってきましたよ。

 

後は映画で確認してください。

最後はきっと、スッキリしますよ。

 

● 映画 ガール・オン・ザ・トレイン の考察

 

最後まで誰が犯人か分からないので結構ぎりぎりまで楽しめました。

でもウキペディアを見ると、原作より犯人バラシが早いということで

批評家たちから辛口のコメントが有ったらしいです。

 

最初はレイチェルをアル中のどうにもならない

だらしのない女、と思っていました。

 

でもアル中ではあったんだけど、酔って暴れるようなことは

していなかったことが後になって徐々に分かって来るんですね。

 

レイチェルの記憶が飛んでるのを良いことに

全部夫のトムが仕組んだのです。

 

 

彼女にこんなことをやった、あんなこともやった、

と聞かせ、洗脳していたんですね。

 

レイチェルも酔って自分の記憶が飛んでいるときは、

暴れているんだと思い込んでいたんです。

 

お酒好きのあなた(含む私)お互い気をつけましょう!!

 

最後にレイチェルがメガンのお墓にお参りして言うんですね。

私たち3人は永遠に結ばれている。
同じ物語を共有したことによって

 

 

またエンドロールに繋がる最後の映像でのこと。

いつもと違う電車に乗っているレイチェルは今までと違い、

通路の反対側の座席に座っています。

 

窓からはハドソン川の流れが見えます。

ああこれでレイチェルは新しい自分に変わっていくんだと思いました。

 

 

レイチェルの心から出てきた言葉です。

 

今日、私は違う車両に乗り、前だけを見る。
なんだって可能だ。
私は、以前の私じゃないから。

 

思わず、頑張れレイチェル!と思ってしまった私です。

 

この記事に関連する言葉

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● 私の評価

 

5

 

◆ 作品情報

 

□ タイトル

・ガール・オン・ザ・トレイン

 

□ ジャンル

・サスペンス

 

□ 製作年

・2016年

 

□ 制作国

・アメリカ

 

□ 収録時間

・112分

 

□ 音声仕様

・英 / 日

 

□ 監督

・テイト・テイラー

 

□ キャスト

 

レイチェル・ワトソン:エミリー・ブラント---トムの元妻でアルコール依存症に苦しんでいる。

 

アナ・ワトソン:レベッカ・ファーガソン---トムの現在の妻。

 

メガン・ヒップウェル:ヘイリー・ベネット---スコットの妻。

 

トム・ワトソン:ジャスティン・セロー---レイチェルの元夫。

 

スコット・ヒップウェル:ルーク・エヴァンス---メガンの夫。

 

ライリー刑事:アリソン・ジャネイ

 

カマル・アブディック医師:エドガー・ラミレス---メガンの主治医で精神科医。

 

マーサ:リサ・クドロー---トムの元上司の妻

 

キャシー:ローラ・プレポン---レイチェルの大学時代からの友人でルームメイト。

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