● 映画 大脱出2 あらすじ・ネタバレ感想・考察・評価・映画情報
◆ 大脱出2 予告編 動画
● 映画 大脱出2 のあらすじ
スタローンとシュワルツェネッガーのダブル主演の前作『大脱出』の続編です。
世界でも最たる脱獄のプロ・ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)は
一流のスタッフを集め警備会社を設立し、彼自身は第一線から身を引いている。
ある日、スタッフのシューが忽然と姿を消した。
足取りを追うブレスリンだが、一向に情報が入ってこない。
だがそのうちに監獄「ハデス」にシューが拘留されている、との噂が入ってきた。
そこは全てコンピューター制御され、難攻不落で
脱出不能の監獄だと言われて謎に包まれ、詳しいことは何も分かっていない。
「ハデス」の謎を追っているスタッフが一人、また一人と姿を消していきます。
そこで陣頭指揮をブレスリンが取り「ハデス」に挑んでいきます。
● 映画 大脱出2 のネタバレ感想
この映画は面白いです、でも前作『大脱出』を凌ぐほどではないですね。
第一にシュワちゃんが出ていません。
ただ前作を見ていない人もこの映画は違和感なく見れると思いますよ。
ブレスリンが新たに設立した警備会社が引き受けた
人質の女性を救出する作戦が実行される。
女性をテロ組織から救出し車で脱出を図るが
車に撃ち込まれた銃弾で人質女性が死亡してしまった。
これは一人の救出スタッフが自分を過信して
計画にないことをやってしまい、
脱出が僅かだが遅れたためなのです。
救出スタッフたちが警備会社に帰ってきた時、
ブレスリンはこのスタッフのキンブレルを首にしてしまうんです。
キンブレルはコンピューターで計画を立て
そのアルゴリズムを信じて行動した、自分は悪くない、と言うんです。
ブレスリンは以前からコンピューターをあまり信じるな、と言っており、
今回の結果に対して仲間よりコンピューターを信じた結果だ。
仕事で最も大切なのは仲間への信頼だ、と言います。
ある日ブレスリン警備会社の幹部スタッフのシューが
上海の従弟ユシェンに合った。
そこでユシェンの姉から彼はバンコクのパーティに出るが
命を狙われているので彼の警護をしてほしい、と頼まれる。
シューは、俺たちは家族じゃないか、と言って警護を引き受ける。
だが、そのバンコクでシューとユシェンは拉致されてしまう。
気が付けばシューは大広間の真ん中で一人でいます。
かなり広い部屋だが、周りにズラっと人がいる。
丸い円形の広場になっている。
突然場内放送が始まった。
"私はガリレオ、君は囚人1764、ようこそ「ハデス」へ、
囚人1764よく聞け、動物園で戦うのだ"、
と言っている。
一つの扉が開いており、そこに強そうな男が一人立っている。
放送が戦闘開始と言うと、男は走ってシューに向かってきたのだ。
状況が良く分からず突っ立っているシューは
男からの最初の一撃を受けてしまった。
体勢を立て直しカンフーで応戦する。
相手の男を床に沈めたところで、放送が入る。
戦闘終了、囚人1764 2時間与える。
そんなある日、この沢山の囚人の中にキンブレルがいることに気付く。
普段何もないときは、囚人は各々独房に入っているんです。
そんな時、シューはブレスリンの言葉を反復してます。
その言葉とは、
監獄側は、まず気力をくじこうとする。
その策略に嵌ってはならない。気を強く持て。
脱獄に必要な3つのことに意識を向けろ。
3つとは、
1.施設の構造を知る。
2.人の動きを把握する。
3.施設の中か外に協力者を得る。
チームワークだ。お前の好むものだ。
全体を一つに見る。
全ては一つにして動かす。
ある時、独房内で食事用の容器のふたを開けた時、
電撃に襲われ気を失った。
意識が戻るとシューは椅子に拘束されていた。
その前に所長のような男が現れて、従弟のユシェンに
特許の詳細な内容を話すように説き伏せろ。
そのために君たち二人は捕らえられた。
私は動物園の園長だ。
と言って消えたんです。
丸い大きな部屋を動物園と呼んでいるんです。
次に独房から出て動物園に向かう途中でシューは
合流したユシェンに話していない特許のことを聞いたんです。
ユシェンは答えます。
最先端の小型衛星技術だ、世界を変える事が出来る、
世界中のコンピューターシステムを乗っ取り支配できる。
つまりどこからでも何でもできるんだ。
特許を取ったのは他人に使わせないためだ。
もし悪用されたら終わりだからな。
どんな防衛施設や核兵器も操られてしまう。
そのころブレスリンはシューの行方を必死に追っていた。
「ハデス」という超ハイテクの監獄に囚われているらしい、
と言うことが分かって来たんです。
すぐ助け出しに行こうというスタッフをブレスリンは宥めて押さえています。
まだ施設の構造も何も分かっていない。
何も分からず行っても無駄だ、罠にかかる。
ブレスリンはスタッフの暴走を戒め、引き留めています。
でもそれも限界が近づいているんです。
この後どうやって救出作戦を実行するのか、
「ハデス」に囚われている者たちは無事に脱出できるのか。
ここから先は映画で確認してください。
● 映画 大脱出2 の考察
何よりも残念なのがアーノルド・シュワルツェネッガーが出ていないこと。
次にシルヴェスター・スタローンが
第一線で活躍するアクションシーンが殆どないこと。
主役はシュー役のホアン・シャオミンで、彼が演じる格闘シーンですが、
中国映画のカンフーアクションがてんこ盛りです。
ブレスリンの片腕のデローサ役のバウティスタ。
このバウティスタとスタローンの活躍は最後に有ります。
ブレスリンの警備会社を首になったキンブレルが
「ハデス」の監獄の囚人としてシューの前に現れますが、
そうではなかったんです。
実は首になったことに逆恨みして、
ブレスリンの警備会社のスタッフを「ハデス」に
ぶち込み復讐しようとしていたんですね。
でも失敗に終わりますが。
私は中国映画そのままの様な中身より
ハリウッド臭プンプンの方が大好きです。
カンフーアクションが好きな方には非常に面白いし、
ホアン・シャオミンは非常にかっこいいと思います。
この映画の結末を見ても続編は有りますよ。
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● 私の評価
◆ 作品情報
□ タイトル
・大脱出2
□ ジャンル
・サスペンス
□ 製作年
・2018年
□ 制作国
・中国、アメリカ
□ 収録時間
・97分
□ 音声仕様
・英 / 日
□ 監督
・スティーヴン・C・ミラー
□ キャスト
レイ・ブレスリン:シルヴェスター・スタローン
トレント・デローサ:デイヴ・バウティスタ
シュー:ホアン・シャオミン
アビゲイル:ジェイミー・キング
ハッシュ:カーティス・ジャクソン
ルーク:ジェシー・メトカーフ
ジャスパー・キンブレル:ウェス・チャサム
グレゴール・ファウスト:タイタス・ウェリヴァー