2017年製作 サスペンス

ゲティ家の身代金 ネタバレ感想・考察、実話の誘拐事件の結末は?

投稿日:2019年8月29日 更新日:

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● ゲティ家の身代金 母親と爺さんと息子と犯人 そして結末・・・

◆ ゲティ家の身代金 予告編 動画

 

 

◆ ゲティ家の身代金 のあらすじ

 

1973年のローマ。

アメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティの16歳の孫

ジョン・ポール・ゲティ3世が誘拐された。

 

そして1700万ドルという巨額の身代金を犯人が要求してきた。

 

ジャン・ポール・ゲティは世界一の大富豪と言われているが、

身代金の支払いを断固拒否するのです。

 

 

彼は言うには、14人の孫がいる。

今回身代金を支払えば、他の孫たちも狙われるようになる。

こういう理由なんです。ですがそれは表向きの理由で有るんです。

 

本当の彼は極端なドケチなんです。

出す金はびた一文たりとも嫌なんです。

 

 

ここで誘拐されたポールの母親ゲイルは誘拐犯に対処しながら

ドケチの大富豪ゲティと戦うことを余儀なくされた。

 

母親はポールの父親のジョン・ポール・ゲティ2世と

離婚していて纏まったお金を持っていないのです。

 

母親ゲイルは息子ポールを救出するためにどう戦っていくのか、

 

 

無事にポールは母のもとに帰って来るのか・・・。

 

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◆ ゲティ家の身代金 のネタバレ感想

 

この映画は実話です。

内容は素晴らしく面白いです。

 

夜の暗闇が覆うローマ。

ストリートガールがたむろしている様な通りを

彼女たちを冷かしながら歩く少年。

 

その彼が近寄ってきた車に突然押し込まれ、

車はどこかへ消えてしまった。

 

 

これがアメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫

ジョン・ポール・ゲティ3世が誘拐された事件の始まりです。

 

孫のポールはこの時16歳です。

 

しばらくして犯人側からポールの母親のゲイルに1700万ドルという

とんでもない巨額の身代金を要求してきました。

 

 

母ゲイルはこの時はポールの父親の

ジョン・ポール・ゲティ2世とは離婚しているんです。

 

ごく一般家庭であり、そんな巨額のお金を持っているはずもないんです。

 

ゲイルはポールの祖父の大富豪ゲティのもとに

身代金を出してくれる様に頼みに行きます。

 

 

しかしゲティは1700万ドルの支払いを拒絶します。

 

この世界一の大富豪と言われているゲティは、まれにみるドケチなんです。

一銭たりとも出す気はないんです。

 

ただその時の出さない理由付けは、自分には14人の孫がいる。

今回支払えば、今後、他の孫たちも同様に狙われるだろう、というんです。

 

とんでもない理由ですね。孫ポールが可愛くないんでしょうか。

 

だがここから誘拐犯とポールの祖父の大富豪ゲティとの間で

ポールの母ゲイルの想像を絶するような戦いが始まります。

 

 

ここで少し時間を巻き戻してゲティとゲイルの間で話し合われた

ジョン・ポール・ゲティ2世(ポールの父親)と

ゲイルの離婚条件の話し合いの場に戻ります。

 

この時にはポールの父親とポールはモロッコで生活しています。

そしてポールの父親は麻薬中毒で使い物にならない状態です。

 

それでは離婚条件の話し合いをお互いの言葉で追っていきます。

お互いに弁護士が立ち会っています。

 

 

・ゲイルの弁護士

 監護権でゴネルのは、金を値切るためだな。 

 

・ゲティの弁護士

 時間はいくらでもある。

 

・ゲイル

提案があります。

金額を提示するから今日中に返事して。

 

・ゲティ

望みの額は?

 

・ゲイル

ゼロよ。

お金はいらない、扶養料も、慰謝料も、財産分与もよ。

子供の監護権だけもらいたい。

 

 

・ゲティ

 なんだって?

 

・ゲイル

 息子をモロッコから今夜中に私の元へ帰らせて。 

 

・ゲティ

 何を企んでいる? 

 

・ゲイル

 お金はいらない。 

 

・ゲティ

 バカな! 

 

・ゲイル

 これでお互いに満足なはずよ。 

 

・ゲティ

 よく分からんが騙されている気がする。

 

・ゲイル

まだ疑うの?

財を築いただけあって、

あなたは安いか、高いかを見抜けるはずよ。

相手の弱みに付け込むのも得意。

私の提案は最高の大安売りよ。

返答の期限は今日の6時。

 

 

 

ゲイルはそれだけ言ってさっさと会議室を出ていきます。

 

こうしてゲイルはポールを引き取りお金はゼロの条件で

離婚を成立させているんです。

 

 

そのような経緯が有ってからのポールの誘拐事件なんです。

 

身代金に対しては、ただでさえドケチなゲティにとって

疎遠になっている孫のためには、

それこそ、びた一文出すものか、というところなんです。

 

母親ゲイルの我が子の救出に向けての

粘り強い執念が存分に発揮されます。

 



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最初1700万ドルだった身代金が700万ドルに下げられているんです。

それが何と再び下げられて400万ドルにまでなっていくんです。

 

それでも支払いを頼みに行ったゲイルにゲティは断るんです。

 

そんな時怒ってしまった犯人側は、

ポールの右耳を切断してそれを送り付けてきたんです。

 

 

実はその時には最初の誘拐犯達が警察の手入れなどで、

解散していてマフィアが後を継いでいるんです。

だからやることが荒っぽいんです。

 

 

その後のゲイルの作戦が効いてゲティは

金も息子もゲイルにやると言って身代金を出します。

 

 

ゲイルの作戦はどのようなものだったのか。

 

ポールは解放されるのか。

 

その後はどうなっていくのか。

 

特に最後はなんだかスーッと留飲が下がる思いがします。

 

 

この映画は是非とも観てください。

後悔なしです。

 

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◆ ゲティ家の身代金 の考察

 

実際に起きた事件なんですね。

 

それを元に作られた映画なんです。

だからリアリティがあります。

 

当時世界一の大富豪ジャン・ポール・ゲティで

総資産50億ドル(1.4兆円)です。

 

 

この事件が世界でもっとも有名な誘拐事件となったのも、

この世界一の大富豪の孫が誘拐されたから、だけじゃないんです。

 

身代金の要求額が1700万ドルという多額であり、

またその大富豪が身代金の支払いを断固拒否したからなんです。

 

この内容が世間に知れ渡ってからは、

孫ポールの母親ゲイルはマスコミに常に追いかけられることになります。

 

 

全くよく精神的に持ちこたえたと思います。

 

そして最後の留飲の下がる場面がやがてやって来るんです。

 

この大富豪の全財産を孫のポールが受け継ぎますが、

まだ未成年なので母親のゲイルが後見人となって

資産の運用ができるようになります。

 

 

調査すればどんどん出てくる美術品。

 

 

もう一つこの映画製作にまつわるお話があります。

 

実は大富豪のジャン・ポール・ゲティ役は

最初ケビン・スペイシーだったんですね。

 

映画は完成して、全米公開1ヵ月前に

ケビン・スペイシーのセクハラ事件が発覚したんです。

 

監督のリドリー・スコットは即座にケビン・スペイシーの

出ている部分の撮り直しを決めたんです。

 

数日後にはクリストファー・プラマーの出演が決定。

彼はアカデミー賞俳優です。

 

3週間後には映画を完成させているんです。

 

この守銭奴の大富豪役をクリストファー・プラマーだからこそ、

この短期間で可能になったんでしょうね。

本当に見事な表現力です。

 

 

 

この記事に関連する言葉

J・ポール・ゲティ美術館

 

ジャン・ポール・ゲティ

 

ジョン・ポール・ゲティ3世

 

後見人(日本)

 

マフィア

 

ケヴィン・スペイシー

 

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◆ 私の評価

 

Movie: 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

 



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◆ 作品情報

 

□ タイトル

・ゲティ家の身代金

 

□ ジャンル

・サスペンス

 

□ 製作年

・2017年

 

□ 制作国

・アメリカ

 

□ 収録時間

・133分

 

□ 音声仕様

・英 / 日本語字幕

 

□ 監督

・リドリー・スコット


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□ キャスト

 

アビゲイル(ゲイル)・ハリス:ミシェル・ウィリアムズ

 


 

ジャン・ポール・ゲティ:クリストファー・プラマー

 


 

フレッチャー・チェイス:マーク・ウォールバーグ

 


 

ジョン・ポール・ゲティ3世:チャーリー・プラマー

 


 

幼少時:チャーリー・ショットウェル

 


 

チンクアンタ:ロマン・デュリス - 犯人グループのリーダー。

 


 

オズワルド・ヒンジ:ティモシー・ハットン - ゲティの秘書。

 


 

ジョン・ポール・ゲティ2世:アンドリュー・バカン

 


 

サヴェーリオ・マンモリーティ:マルコ・レオナルディ - チンクアンタのボス。

 


 

ラコヴォーニ:ジュゼッペ・ボニファティ - ゲイルの弁護士。

 


 

幼少時のマーク・ゲティ:キット・クランストン - 3世の弟。

 


 

幼少時のアイリーン・ゲティ:マヤ・ケリー - 3世の妹。

 

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