クローバーフィールド・パラドックス 映画SFサスペンス 感想 DVD

● 映画 クローバーフィールド・パラドックス あらすじ、ネタバレ感想、考察

◆ クローバーフィールド・パラドックス 予告編 動画

 

 

ここで登場人物の簡単な紹介をしておきます。

エヴァ・ハミルトン

国際宇宙ステーションの乗組員。マイケルという夫がいる。

自分の設置した電力装置が原因の火事を起こし、子供を失くしている。

もう一つのパラレルワールドでは子供は健在。

 

キール

国際宇宙ステーション「クローバーフィールド」の司令官。

 

シュミット

国際宇宙ステーションのエンジニア。ドイツ人。

 

モンク

国際宇宙ステーションの乗組員で医者。

 

マンディ

国際宇宙ステーションの乗組員

 

ヴォルコフ

国際宇宙ステーションの乗組員

 

タム

国際宇宙ステーションのエンジニア。

 

マイケル

国際宇宙ステーションの乗組員

 

モリー

国際宇宙ステーションの乗組員

 

ミーナ・ジェンセン

もう一つのパラレルワールドでの国際宇宙ステーションのエンジニア。

 

 

◆ 映画 クローバーフィールド・パラドックス のあらすじ

 

近未来の地球。深刻なエネルギー危機を迎えている。

 

それを解決し永遠のエネルギーを確保するために

宇宙ステーション「クローバーフィールド」に

各国から科学者が集められています。

 

 

そこで新技術の確立を目指し実験しているんです。

それは"シェパード粒子加速器"であり、

その起動に成功すれば永久にエネルギーを発生できるのです。

 

しかし幾度もの起動実験は失敗に終わっています。

 

 

最初6ヶ月位と考えていた期間も既に2年が過ぎています。

 

さらに残されたエネルギーで実験可能回数は3回となっています。

 

そんな時に再び実験が行われます。

シェパード粒子加速器を祈る思いで起動させます。

 

順調に数値は上がっています。

起動は成功したんです。

 

エネルギー出力が50%を超えて安定するかと思った瞬間、突然の停止です。

モニターには「オーバーロード」と表示が出ています。

 

 

この時に各エリアで色んな事故や不具合が発生しています。

 

そしてなんと窓の外に大きく見えていた地球が見えません。

地球を見失ったのです。

 

 

ここから宇宙ステーション「クローバーフィールド」の

クルーの地球生還への戦いが始まります・・・。

 

 

◆ 映画 クローバーフィールド・パラドックス のネタバレ感想

 

この映画は面白いですよ。

特に私の好きなジャンルなもので。(・_・;)

 

近未来の地球上の人類は深刻なエネルギー不足に陥っているんです。

ある国はエネルギーを求めて他国へ進駐しようとしているんです。

 

そんな苦難な時代に人類の夢を乗せた計画が実施されます。

巨大な宇宙ステーションを作り、そこで粒子加速器の起動実験を行うのです。

 

 

起動に成功し出力が50%の安定運転に入れば

人類は永久的なエネルギーを手にすることができるんです。

 

しかし実験は失敗続きで、あと3回分のエネルギーしか残っていません。

そして宇宙ステーションへの滞在期間も2年となっています。

 

各国から集められた科学者のクルーもかなりストレスが溜まってきています。

 

 

刺々しい雰囲気が出てきます。

そんな状態のときに行われた実験です。

 

粒子加速器の起動スイッチが入れられます。

 

順調に出力の数字が上がっていきます。

遂に成功したんです。

 

 

クルーたちは喜びますが、エネルギー出力が50%を超えて

安定すると思われた瞬間突然の停止です。

 

一瞬呆然としてしまうクルーたちです。

モニター表示は「オーバーロード」。

 

 

そして宇宙ステーションのあちこちで

火災や、酸素漏れ、温度異常などが起きています。

 

 

クルー全員が司令官キールの指示で対処しています。

そんな時エヴァは地球との連絡が取れなくなっていることに気づきます。

 

宇宙ステーションの窓の外に美しい水色の地球が

大きく見えていましたが、それもありません。

 

 

調査するとどのレーダーでも地球を捉えられないんです。

クルーたちは先ほどの実験で自分たちが地球を

破壊してしまったのじゃないかと不安になっていきます。

 

更に悪いことにセットしてあったジャイロが無くなっているんです。

ジャイロが無ければこの宇宙ステーションの位置が不明なのです。

 

この状態では宇宙の迷子ですね。

 

 

この辺りからステーション内で色んな異常なことが起こり始めます。

ホラー的要素が出てくるんです。

 

ヴォルコフは身体それも目のまわりとか

眼球に異常を感じ始めています。

 

 

マンディは飼っていた大量のミミズが

一匹もいなくなっているのに気づきます。

 

この異様な状況の中でクルーは地球への帰還方法を探ろうとしますが、

司令官のキールはステーションの維持を主張しています。

 

そんな時ステーション内で女性の悲鳴のような声が聞こえてきます。

それに気づいたクルーたちは声の発生源を探し始めます。

 

なんと声はステーションの壁の中から聞こえてくるのです。

壁のプレートを外すと中の配線スペースに女がいます。

 

 

驚いたことに彼女の身体に太い配線が貫通しているんです。

 

彼女は名前をミーナ・ジェンセンと言いました。

ミーナを医務室に運び治療を始めますが、命は大丈夫のようです。

 

 

この実験の前に地球上で学者がこの実験を批判していたんです。

 

今回の粒子加速器は従来の1000倍強力で、

実験するたびに時空を引き裂き、複数の次元を衝突させて、

現実を粉砕する可能性がある。

過去や未来、多次元に影響を及ぼし、カオスを解き放つ恐れがある。

 

この様に言っていたんです。

 

 

ステーションとは別に地球上でも色んな事故事件が起きています。

 

街で大爆発が起きて、ロシアのせいではないか、と言われているんです。

 

ステーションでは異常な出来事が続いています。

これらは全部時空の歪みで並行する異次元が現れて、

コチラの世界がもう一つの世界に入り込んでいるんです。

 

シュミットはそう判断します。

 

写真には右端の女性が入れ替わっているんです。

前列左の女性がいないんです。

 

 

ここから地球に帰るための戦いが始まります。

 

次々に襲ってくる難題。

それに何とか解決していくクルーたち。

 

途中で少しいらいらしている時期もありましたが、

このクルーたちは立派に自分の職責を果たしていきます。

 

 

いざこざをおこして内部崩壊にならずに

何とか結果を出していくんですね。

 

結果はエヴァとシュミットの二人が地球へ戻れるようになります。

 

その連絡を受けたエヴァの夫のマイケルは叫びます。

ダメだ、地球に帰らせてはダメだ。

 

だがその時には、宇宙ステーションから

脱出ポッドに乗った二人は地球を目指して落下しています。

 

 

この映画は本当に面白かったですよ。

ぜひ観てください。

 

◆ 映画 クローバーフィールド・パラドックスの考察

 

この作品は第一作目の「クローバーフィールド HAKAISHA」、

第二作目の「10 クローバーフィールド・レーン」に続く

「クローバーフィールド」シリーズの第3弾です。

 

第3弾ですが第一作目の前日譚になります。

 

 

そういう意味で第一作目を観ていなくても大丈夫です。

また先にこちらを見てから「クローバーフィールド HAKAISHA」を見ても

何ら問題はないと思います。

 

巨大な宇宙ステーションも綺麗に宇宙空間に浮かんでいます。

その窓から見える青い地球が本当にきれいです。

 

 

宇宙から見る地球は本当に人類の故郷だと思います。

 

この映画の最後に出てくる巨大な怪獣。

まさかあんなのが最後に出てくるとは

思っていなかったのでびっくりしちゃいました。

 

 

巨大なエネルギーの暴走によって時空のひずみが生じ、

異次元に行ってしまう、という物語はよく見ていました。

 

でもこの作品の様な異次元とある意味融合して

お互いが出会ってしまうというのも面白いですね。

 

 

しかしこの映画のある意味、テーマの一つである、

人類のエネルギー危機なんていつかは起きるんでしょうか。

 

まあ、有っても不思議ではありませんが。

 

この記事に関連する言葉

 

パラドックス

 

次元

 

宇宙ステーション

 

加速器

 

カオス

 

パラレルワールド

 

脱出ポッド

 

 

◆ 私の評価

 

4.5

 

 

 

◆ 作品情報

 

□ タイトル

・クローバーフィールド・パラドックス

 

□ ジャンル

・SFサスペンス

 

□ 製作年

・2018年

 

□ 制作国

・アメリカ

 

□ 収録時間

・102分

 

□ 音声仕様

・英 / 日

 

□ 監督

・ジュリアス・オナー

 

□ キャスト

 

エヴァ・ハミルトン:ググ・バサ=ロー

 


 

キール:デヴィッド・オイェロウォ

 


 

エルンスト・シュミット:ダニエル・ブリュール

 


 

モンク・アコスタ:ジョン・オーティス

 


 

マンディ:クリス・オダウド

 


 

ヴォルコフ:アクセル・ヘニー

 


 

タム:チャン・ツィイー

 


 

ミーナ・ジェンセン:エリザベス・デビッキ

 


 

マイケル・ハミルトン:ロジャー・デイヴィス

 


 

マーク・スタンブラー:ドナル・ローグ

 


 

モリー:クローヴァー・ニー

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ありがとうございました。
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