映画 蜘蛛の巣を払う女 バイクのアクションとサスペンス感が心地よい

● 映画 蜘蛛の巣を払う女 あらすじと感想・考察

◆ 映画 蜘蛛の巣を払う女 予告編 動画

 

 

● 映画 蜘蛛の巣を払う女 のあらすじ

 

背中にドラゴンのタトゥーを入れ、黒を基調にした風貌で

オートバイのドゥカティを操り、

孤高の女リスベット・サランデルが7年ぶりに帰ってきました。

 

前作「ドラゴン・タトゥーの女」に続く物語です。

 

天才ハッカーのリスベット・サランデルは、

できない仕事をやってくれと、ある仕事を依頼される。

 

 

それはAI(人工知能)の世界的権威フランス・バルデル博士が作り出した

化け物「核攻撃プログラム」をアメリカ国家安全保障局から取り戻すということだ。

 

この化け物はファイアーフォールと名づけられたソフトウエアーなんです。

厄介なことに、この化け物は複製も再現もできない。できるのは移動のみ。

 

タイムリミットは明日の朝7時ちょうど。

 

それは天才ハッカーの彼女にとっては、

それほど難易度の高い仕事ではなかったはずが・・・。

 

● 映画 蜘蛛の巣を払う女 のネタバレ感想

 

スピード感たっぷりのサスペンス。

面白いです。

 

リスベット・サランデルが時折見せる純情な目の表情が好きです。

 

 

前作の「ドラゴン・タトゥーの女」は7年前に見ているんですが、

あまり覚えていないんです。

 

それでこの映画「蜘蛛の巣を払う女」を見て初めて

「ドラゴン・タトゥーの女」の続編だ、と気付きました。

 

それもリスベット・サランデルがシャワーを使っているときに

背中のドラゴンの入れ墨を見てなんですよ。私ってお粗末ですねえ。

 

 

それはさておき、この作品は核攻撃プラグラム「ファイアーフォール」を

アメリカ国家安全保障局から取り戻す、

という仕事を依頼されたリスベット・サランデルの活躍が物語の柱なんですが、

決してアメリカという国家が相手ではありません。

 

有る犯罪組織が蜘蛛の巣のように罠を貼りまくっているんですよ。

そこに飛び込んでいくリスベット。かっこいいです。

 

でも彼女の住家が襲われてファイアーフォールを奪われてしまいます。

 

 

そして途中で出てくる彼女とスウェーデン警察とのカーチェイス。

警察のパトカー対リスベットのオートバイのドゥカティ。

 

もう堪らないですね。

 

 

 

オートバイで凍った川面をぶっ飛ばして対岸まで逃走。

 

対岸にたどり着いて振り返ると、

追跡していたパトカーが向こう岸に並んでるんです。

 

それをしばらく眺めている彼女。

彼女の表情からは奪われたものを取り戻さなければ、

という覚悟のようなものが感じられました。

 

この状態のときにアメリカ国家安全保障局から、

エージェントが一人送りこまれてきます。

 

 

これで、謎の犯罪組織、スウェーデン警察、アメリカのエージェント、

そしてリスベットと三つ巴どころか、よつ巴の格好になってしまいましたよ。

 

本当にこの映画は見ている者を飽きさせず、

次から次へと、でこぼこ道を与えてくれます。

 

話は少し戻りますが、実はリスベットがファイアーフォールを奪って

住家に戻った時に、このソフトウエアを開こうとしたんです。

 

でも特殊なパスワードを仕込まれていて、

ついに天才ハッカーである彼女も諦めているんです。

 

そんな場面があとあとの話に繋がっていくんですよ。

つまり天才ハッカーの彼女が開くことができなかった

セキュリティを他の誰もが挑戦してもダメですよね。

 

このソフトウエアを開ける事が出来るのは

製作者のバルデル博士だけなんです。でもその博士が・・・。

 

 

話が変わってしまいますが、背中のドラゴンタトゥーの翼の部分に

長さ10cmほどの裂傷を負ってしまいます。

 

それを接着剤で処理をするんですが、完全じゃないですよね。

 

しばらく後で記者で昔の恋人(?)のミカエルにホッチキスで

その裂傷をバシッ、バシッて止めてもらってるんですが、それが痛そうで、

見てるこっちも顔が引き攣りましたよ。

 

最後まで二転三転と状況がスピード感よく変わりながら過ぎていきます。

 

飽きさせないで最後まで引き付けてくれる、

すごく面白いサスペンス映画でした。

 

 

● 映画 蜘蛛の巣を払う女 を見た考察

 

映画「ドラゴン・タトゥーの女」の続編ですが、

メインスタッフやキャストが新たに入れ替わっています。

 

天才ハッカーの女性が謎の犯罪組織や

スウェーデン警察を相手に目一杯頑張っちゃいます。

 

小気味良いんですが、ハラハラする場面もたくさん出てきますよ。

 

彼女の子供時代、父親と悶着があったんですよ。

そして双子の妹とも。

 

 

リスベット・サランデルが女友達に、

妹のことを話しているんですが、

 

彼女の言葉は

妹は父の部下だった。サイコパス親父。

双子の妹も同じだった。2人とも死んでよかった。

 

こんなことを言ってるんですが、

実際は双子の妹は死んでいないんですね。

 

ただリスベットにとっては、死んでしまってもういない、

と思いたかったんでしょう。

 

でもその妹カミラは途中から登場します。

まるでサイコパスそのもので。

 

 

最後に妹の姉への本音の思いが聞けるんですが、悲しくなりました。

 

そしてこの映画の最後の最後に銃撃アクションがあります。

スカッとさせてくれましたね。

 

この場面で今までの暗く澱んでいたものを

全部吐き出して後味が凄く良いんです。

 

続編作ってくれないかなあ。なんて思っています。

 

 

● 私の評価

 

4.0

 

 

 

● 作品情報

 

□ タイトル

・蜘蛛の巣を払う女

 

□ ジャンル

・サスペンス

 

□ 製作年

・2018年

 

□ 制作国

・アメリカ

 

□ 収録時間

・115分

 

□ 音声仕様

・英 / 日

 

□ 監督

・フェデ・アルバレス

 

□ キャスト

 

リスベット・サランデル:クレア・フォイ

 


 

カエル・ブルムクヴィスト:スヴェリル・グドナソン

 


 

エドウィン・ニーダム:ラキース・スタンフィールド

 


 

カミラ・サランデル:シルヴィア・フークス

 


 

フランス・バルデル:スティーヴン・マーチャント

 

 

 

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